はらぺこライターの旅人間です。今回は大阪市港区の弁天町駅スグの場所で、ふらっと立ち寄ったラーメン屋さんについて。

この店がなかなか素敵だった。ラーメン屋さんも進化していますね。

この店の名は 中華そば 埜邑（のむら）。JR弁天町駅の南口を出て徒歩1分の便利な場所にある。

この日は歩きっぱなしで、昼食も慌ただしく、疲れと空腹に支配されトボトボと歩いていた。そんなタイミングに出会ったのが同店だ。

お店の前を通ると、ガラス戸の向こうに”出汁の香り”が充満しているような趣があり、吸い寄せられるように暖簾をくくった。

結論から言うと、その直感は当たっていた。やはり疲労していると第六感が働くのかしら？と感じるほど…。

料理の味だけでなく、店員さん接客がとにかく丁寧。券売機の前での説明、客席への誘導、そして券売機で購入の仕方を失敗した方への対応も素早い。出来そうでなかなか出いない事を、当たり前のようにやってくれる。

さて、今回注文したのは「埜邑の中華そば＆からあげ2個＆ライス」のセット。これが一番人気のメニューだとか。

中華そばは醤油黒いスープにレアチャーシューと味玉、赤玉ねぎ、白髪ねぎ、三つ葉、色合いはとっても上品。簡単に表現するならステンドグラスのようなデザインの器の中に、黒いスープ、そして具は赤、黄、白、紫、緑を彩っている。

スープの見た目は濃いが、実際にはサッパリしてコクが際立つ感じ。案内によると、国産本醸造醤油と国産たまり醤油をブレンドし、マグロ節、いりこ、飛魚などの7種類の煮干で出来上がっているそうだ。

一般的に”魚介系の中華スープ”って好みが大きく分かれることが多い。魚介独特のクセが大好物って人がいれば、一方で苦手って方もあるからだ。

その視点で行くと、同店の味は魚介のクセは強くなく万人向けだろう。

もちろん味の好みは人それぞれなので、あまり講釈をたれる気はないが、私個人的に「上品な感じで、とても食べやすかった」というのが素直な感想だ。

ちなみに、テーブルに置いてある煮干し酢を使うと味変も楽しめます。機会があれば是非、お試しあれ。

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