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【大阪/京橋】まるで隠れ家!路地の奥の奥で名店の出汁を受け継ぐ穴場な”うどん屋”のカツ丼にハマる

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は大阪のJR京橋駅から歩いて5分ほどの場所にある隠れ家的な「うどん屋」を紹介しよう。

この店の名は うどん処 ごく楽 という。2023年3月にオープンし1周年を迎える店だ。しかし「ナゼこんな場所に?」と突っ込みたくなるようなトコロにある。店主に理由を聞くと「えぇー!本当に?」とビックリする答えが返って来た。

うどん処 ごく楽

同店の場所は、京橋界隈に詳しい方ならピン!と来ると思うが、「エディオン京橋店」の線路を挟んだ南側にある。

裏通りを奥に進み、更にその奥にあるようなイメージだ。

住宅街のど真ん中あるといえば、その通りだが、近所に住んでいるか、何らかの情報を得て行かないと、なかなか見つけるのは難しそうな立地となる。

「なぜ…こんな場所に?」

失礼を承知で店主に聞いてみたら驚きの答えが返って来た。それは「店を探してる時、ココしか見つからなかった」と言うのだ。「え…?そんなワケないでしょ」と思うが本当にそうらしい。

「ちょっと場所悪くないですか?もっと探したら…」と聞き直したら「やっぱり、もう少し考えた方が良かったかなぁ」とサラリ。

もう一つ、気になったのは店名

確か、この店の名前は「うどん処 ごく楽」のはず。しかし店内には「手打ちうどん天国」とある。極楽も天国も同じような意味だけど…これは一体?

改めて話を聞いてみた。

店主の兼田さんは野江駅の近くで地元客に愛された「手打うどん 天国」で勤務していたそうだ。約50年の歴史を持つ店は閉店となり、アルバイトで働いていた頃から可愛がってくれた社長が大切にしていた自慢の味を受け継いで新規で店をオープンさせたとう。出汁には絶対の自信があるそうだ。

商売をする以上、良い立地に店を出すのは大事だけど、「わざわざ足を運んでもらえる店にしたい」という思いも強いよう。

おすすめメニューを聞いてみると…

最近では、「カツ丼とミニうどん」のセットがとにかく人気だとか。ボリュームもあるというので注文してみた。

到着すると、うどんから立ち上がる湯気がスゴイ!出汁の香りと湯気でテーブル周りがジャックされたかのように目の前が白くなる。

カツ丼の蓋をパカッと開けると、これまた湯気がスゴイ。アツアツだ。

一般的にうどん屋さんの丼は美味しい。その理由は出汁にある。お店の前を歩いて出汁の香りが充満してたら丼はハズレが少ない。同店はその方式がピッタリ当てはまっている。

旨みが凝縮され出汁と玉子でとじられたカツは、ジュワッと染み込んだ柔らかさがある。そこにカリッ揚がった食感も交わるからたまらない。

主役のうどんは無添加にこだわっているそうだ。

その透き通った出汁は、たった一口で全ての答えがハッキリ分かる。要するに「目立たない立地にあれど、この味ならコアなファンが付くに違いない」ということ。

多くの常連さんに愛された「手打うどん 天国」の出汁、この味を絶やしたくないという熱い想いが伝わって来る。店主に「出汁の香りが際立つ」と言えば、自慢げな顔で「うちは一番出汁しか使わないんです」と返ってきた。

実は、とんでもなく”贅沢なうどん”だったのだ。

出汁の旨みに、国産小麦100%の麺はツルッとした食感でコシが強い。

食べ終えた後に余韻が残る旨みがたまらない。時間が立てば、無性に恋しくなって再び食べたくなる。

良い立地の店や写真映えする料理に注目が集まりやすい世の中だが、味で勝負する店ほど格好良いモノはない。今はまだ無名の小さな店かもしれないが、いつの日か繁盛店になるのではないだろうか。ちょっと楽しみでもある。

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うどん処 ごく楽
住所:大阪市城東区蒲生1丁目8−32
電話番号:06-7777-5590
営業時間:11:30~1430/17:30~21:00
定休日:木曜日の夜
公式instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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