【泉佐野市】『グランプリ受賞バーガー』の実力とは? 犬鳴ポーク100%のうま味と野菜の甘さに感激!
南海泉佐野駅から徒歩8分のところにある『COCORON CAFE』。
実はこのお店、飲食店経営が夢だった市内在住の奥野美代さんが、チャレンジショップ(*)で「お試し出店」を経て開業したお店なのだそう。
自身で考案した『さのまえバーガー』が泉佐野産食材を使ったレシピコンテストでグランプリを受賞。噂を聞きつけた『グランプリ受賞バーガー』目当てのお客さんで連日にぎわいを見せています。
『さのまえバーガー』は、泉州特産のブランド豚「犬鳴ポーク」や、玉ねぎ、水なすなどの地元食材をふんだんに使った贅沢な一品。わたしも食べてみたくなり、お店に伺ったのでご紹介します。
*チャレンジショップとは、主に行政や商工会議所などが中心となって、新規開業を目指す人に「お試し開業」を支援してくれる施策。
先日、訪れた日は学生さんで満席だったため取材を断念。本日2回目の訪問です。
白を基調とした清潔感のある店内は、イートインスペースが5席。晴れた日は、店前のテラスに3席追加されるそうで、パラソルの下でお食事を楽しむのも良さそう。
この日は、テイクアウト利用のお客様も何組かいらっしゃっていました。
『さのまえバーガー』のメニューはこちら。ハンバーガーはすべて30個限定。
グランプリを受賞した『てりやきバーガー』(1650円)をはじめ、『和風焦がしバター醤油バーガー』(1650円)、『ベーシックてりやきバーガー』(1375円)、『ベーシック和風焦がしバター醤油バーガー』(1375円)など、どれも美味しそうなものばかり。
チーズや豆板醤のトッピング(各110円)も食欲を加速させそう。
ハンバーガーだけでも十分ボリューミーですが、はらペコ男子はアラカルトやデザートも一緒にいかが?
“焦がしバター”というフレーズに心揺れながらも、やっぱり今日はコレ!
グランプリを受賞した『てりやきバーガー』を注文してみました。
大きな鉄板で焼かれているのは泉州特産のブランド豚犬鳴ポーク100%のパテと、地元で有名な射手矢農園のプレミアム玉ねぎ。聞くところによるとプレミアム玉ねぎは、焼いたときの甘さがほかと比べてケタちがいなのだそう。玉ねぎ界の王様のような存在。まさに『グランプリ受賞バーガー』にふさわしい素材と言えますね。
犬鳴ポークは、地元では有名なブランド豚。パンなどの小麦を主体としたエコ飼料を食べさせることによって、甘みのある脂身が味わえるんですって。知らなかったな~。
おー! 野菜だけでこのボリューム。見ているだけで甘さが伝わるから不思議。
ぷりぷりの水なすの上に乗った“金山寺味噌マヨ”も気になります。
レタスとトマトを乗せて…
犬鳴きポークのパテがどん!
金山寺味噌マヨをたっぷり塗った、ぷりぷりの水なすを乗せて完成。
ハンバーガーから漂う甘い香りが食欲をそそります。それぞれが喧嘩することなく、お互いを高めあっているのに“甘さだけは譲れないよ”という感じ。パテの香ばしい香りも加わり、食欲もマックスに。
実はわたし、大口が開けられないんです。今回はフォークとナイフでいただくことにしましたが、このバーガーはそんな食べ方も似合うのではないかな?
バーガー用ペーパーもあるので、こぼれ落ち防止に使っても◎。
ご想像におまかせしますが、このあとは『ハンバーグプレートランチ』状態でした 笑。
驚いたのがバンズの美味しさ。『滋賀県ごパン工房花里夢』から取り寄せた近江米が入った“ごパン”は、外カリ、中ふわ、噛めば噛むほど甘みが増します。水ナス、パテ、玉ねぎ、どれもがステーキ級のぶ厚さで、とろける甘さと犬鳴きポークのパテの香ばしさは、『グランプリ受賞』の期待を裏切らない美味しさでした。これだけボリュームのあるハンバーガーを食べたのに、まったく胸やけをしていないことにも驚き。ひとつひとつの素材の良さがうかがえます。
店長の奥野さんが「よかったら…」と提供してくださった『ライムソーダ ジャスミンティー風味』(660円)。
爽やかなライムソーダにジャスミンティーの風味が加わったこれからの季節にぴったりのドリンク。ハンバーガーと相性も良いので食後にもおススメです。
ドリンクメニューはこちら。
西宮市に本店のある『TAOCA COFFEE』のスペシャルティーコーヒーは国際基準の味覚評価で素晴らしい評価を獲得した最高品質のコーヒー。
バーガーだけじゃなく、ドリンクもこだわりあふれるラインナップです。
バーガーとセットで注文すると、すべてのドリンクが50円引きになりますよ。
『ガトーショコラ』(352円)
『レモンケーキ』(352円)
お試し価格で提供中の『ガトーショコラ』や、レモン果汁をふんだんに使用した『レモンケーキ』も人気♪
テイクアウト用もあるので、プレゼントにもいいですね。
なんとこちらのお皿は、泉州水ナスから作った釉を使用して、奥野さんとスタッフのみなさんで3か月かけて作ったそうです。とことん提供するものにこだわる姿勢は,訪れた人々のココロのどこかに残る明るい空間を目指して…という『COCORON CAFE』のコンセプトにも繋がるような気がしました。
取材中、若い男性のお客さん数名をお見かけし、“こだわりのハンバーガー”が少しずつ認知されていることを実感しました。
奥野さんにお話を伺うと、シニアの方もたくさん来られるのだとか。
「ハンバーガーを食べたことがなかったけど、ココのハンバーガーなら美味しく食べられる!」とお喜びの声もいただくそうです。
はじめは意外でしたが、そういえばわたしも、がっつりランチを食べた後に『てりやきバーガー』をサラッと完食したことを思い出しました 笑。
6月は『ロコモコ』、7月は『ハンバーグのワンプレート』など、新たなランチメニューも登場予定。ハンバーガー以外の今後のメニュー展開も楽しみですね!
パンデミックの発生により、ニューノーマルな時代に突入した昨今。
食においても確かなものに正当な対価を支払い、こころの豊かさを取り戻す流れが定着しつつあるようです。
いつものハンバーガーもいいけれど、『COCORON CAFE』のハンバーガーを一度食べてみてください。地元の食材をふんだんに使用した愛情あふれる滋味深い味に、きっと心もおなかも満腹になりますよ。
【基本情報】
店名:「COCORON CAFE」
公式インスタグラム(外部リンク)
住所:〒598-0053泉佐野市大宮町13-1(南海泉佐野駅から徒歩8分「栄町」交差点角)
Tel:072-493-9788(5/27~)
営業時間:11:00-16:00(ラストオーダー15:30)
定休日:日曜日・月曜日
駐車場:あり(店前3台)
取材協力 「COCORON CAFE」店長 奥野美代様
*記事中表示価格は税込価格です。