Yahoo!ニュース

【泉佐野市】レトロな商店街に佇まいが可愛い“昔ながらの駄菓子屋さん”がオープンしています。

旅する日々の記憶と記録。matka08ライター(泉南市・泉佐野市)

南海泉佐野駅から徒歩5分つばさ通り商店街の中に昔ながらの駄菓子屋さん『駄菓子屋 きくりん』が4/2にオープンしています。

グリーンのアーチ窓と店名のロゴがとても愛らしいお店は、レトロ可愛くてつい写真におさめたくなるほど。

ノスタルジックな雰囲気の店内に、たくさんの駄菓子が並べられています。

天井に吊るされた風鈴は、題して「ふうりん きくりん」

店主の菊池さんが、ご来店いただいたお客様に少しでも夏を感じていただけるようにと“夏飾り”をされたそう。

風で揺れた風鈴の音色が、一足早い夏の訪れを感じさせます。

店内に入って正面の棚に並べられた商品は、昔懐かしの駄菓子から巷でよく見かけるお菓子まで、幅広い世代に愛されるラインナップ

おなじみのお菓子も“じゃがりこ”や“チョコビ”、“たべっ子どうぶつ”など一目見て人気商品とわかるものばかりです。

店主の菊池さんにお尋ねしたところ、人気商品をリサーチして仕入れているとのこと。なるほど、どれもつい手に取ってカゴに入れてしまいたくなる「愛されお菓子」ばかりです。

駄菓子と言えばコレ! “うまい棒”。いろんな味があるけど、人気ナンバーワンはコーンポタージュ味

“うまい棒”って海外の方にも人気なんですって。海外の方は何味が好みなんだろう?

“ロールキャンディ”? なんだか楽しそう♪

果汁60%ですって! 駄菓子も進化していますね。

おなじみの“そのまんまシリーズ”や“マーブルガム”、“ミニラムネ”など。

フエガム”懐かしい~。

そうそう、“すっぱいレモン”とか「すっぱい系」って子どもたちに人気ですよね!

わたしは、ヨーグルトとコーラガムの素敵なパッケージデザインにくぎ付け。

駄菓子って子どものおやつのイメージが強いけど、大人のコミュニケーションツールとして使うのも良さそうです。ちっちゃくて懐かしい駄菓子をサッと渡したら、お相手の方も笑顔になること間違いなしですよ!ビジネスマンにもおススメです。

我が家の次男は“都こんぶ”が大好きでした。遠足の度に「都こんぶ買ってきてや~」と言われていました 笑。

プチプリン”も可愛いな~。

みんな大好き“よっちゃんいか”。黄色いパッケージ(からくちあじ)は初めて見ました。

このシュールさがたまらない。

店内中央の机にもたくさんの駄菓子が並んでいます。駄菓子屋さんって、所狭しと駄菓子が並べられているイメージでしたが、『駄菓子屋 きくりん』は、こじんまりとした店内ながらもゆとりのある陳列で、ベビーカーや、シルバーカーをおして入店しても、ゆったりとお買いものが楽しめます

うんちグミ”。子どもは“うんち”が大好きというのは周知の事実 笑。

やはり人気商品のようです。

なんと、クジ付きで当選景品は『50円、20円、おまけ』のいずれか。

10円の駄菓子を買って50円当たるとか・・・そうそう、このちょっとした夢とユーモアが駄菓子の醍醐味なんですよね。

子どもたちにとって“うんち×くじ付き”は、夢のような駄菓子? 

そういえば、正面の棚にもこんな駄菓子がありました。

サッカースクラッチ”。サッカー好きにはたまりませんよね☆

サッカー男子のお手伝いの“ご褒美”にいかが? 

駄菓子は、がんばった子どもへの“ご褒美”にもおススメです。お財布にも優しく、ユーモアあふれる駄菓子は、子育てママの強力なアイテムとしても活躍してくれますよ。

左手奥にはどのような駄菓子が並んでいるのでしょうか?

フルーツの森”、“青リンゴさくらんぼ”、“ミックスもち”。

このシリーズ、たまらなく可愛いですよね。“フルーツの森”というネーミングも素敵です。大人になってあらためて駄菓子を眺めると、商品名やデザインに夢があふれているな~と感じます。手に取ってワクワクするような仕掛けは、大人になった今も心ときめきます。

駄菓子屋で子どもたちの“お楽しみ”と言えば『くじ引き』

わ! 今、いろんなスーパーボールがあるんですね。 スイカや地球儀のスーパーボールは、男の子が欲しがりそう。

すず”や“おもちゃ”、“おもしろ消しゴム”など、景品も盛りだくさん!

スマホ型の消しゴム? そこは“今風”ですね 笑。

入口近くの棚には、ご年配の方に好まれそうなお菓子もありました。

商店街の中にあるため、意外にご年配の利用者さんも多いそうです。

「『私たちが食べられるようなお菓子も置いてよ~』なんてお声もいただき、お菓子の種類も少しずつ増やしているんです。幅広い世代の方に通っていただき『駄菓子屋 きくりん』が商店街の活気を取り戻す一助になれたらうれしいです」と菊池さんは話してくださいました。

店内に飾られている風鈴は、購入することもできます

350円~500円と破格値なので、駄菓子と合わせて購入しても1000円以内におさまりそうですよ。

夏のプレゼントにもおススメです。

店主の菊池 明人(きくち あきひと)さんと、奥様の説子(せつこ)さん。

店主の菊池さんの前職はなんと大阪市の職員。趣味はコーラスで、この日も店内に素敵なジャズが流れていました。

優しく和やかな雰囲気のご夫婦は、子どもたちにも愛されそう。

最近、チェーン店の駄菓子屋はぽつぽつと見かけるようになりましたが、『駄菓子屋 きくりん』は個人で営まれている“昔ながらの駄菓子屋さん”

いつものおじちゃんとおばちゃん”が居てくれることもちょっと安心だったりしませんか?

今は閑散としていて寂しいつばさ通り商店街ですが、7月以降に新しいお店もオープンする予定なのだとか。

市も商店街の活性化に力を入れているそうで、近い将来賑わいを取り戻す日が来るかもしれませんね。

昔ながらの駄菓子屋さん『駄菓子屋 きくりん』は、幅広い世代の方に親しんでもらえるお店だと思います。みなさんも一度訪れてみては?

【基本情報】

店名:「駄菓子屋 きくりん」
公式インスタグラム(外部リンク)
住所:〒598-0054泉佐野市栄町10-12
営業時間:11:00-18:00
定休日:月曜日
6月の臨時休業日/6/7(火)、6/25(土)、6/26(日)
*臨時休業日は公式インスタグラムでご確認ください。
*記事の内容は取材当時のものです。

取材協力 「駄菓子屋 きくりん」店主 菊池 明人様、説子様

ライター(泉南市・泉佐野市)

なんでもない日々を旅するように暮らす日常写真家。「ローライ35s」という小さなフィルムカメラでささやかな日常を記録しています。私たちの町のちょっとうれしくなるあんなことこんなこと。皆様の日常がもっともっと楽しくなりますように。

旅する日々の記憶と記録。matka08の最近の記事