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【泉佐野市】濃厚にんにくがカラダに染み渡る..追い生にんにくとニラキムチ(無料)で梅雨を乗り切る

旅する日々の記憶と記録。matka08ライター(泉南市・泉佐野市)

*2023年4月12日(水)、イオンモールりんくう泉南1Fに移転リニューアルオープンされました。

『長慶寺』のアジサイを観賞した帰り、国道26号線下り「樫井」交差点手前に一際目立つ看板を発見。

「あのお店、行ってみたかったんよな」と主人が言うので、「じゃあ、行ってみる?」とおなかもペコペコだったので伺うことにしました。

『タンメン食堂 波の花』泉佐野店。堺と京都に店舗を構える『おいしい塩ラーメン 波の花』のタンメン専門の新ブランドとして2022年1月14日にオープンしたお店。

なんと、この泉佐野店は1号店なのだそう。

お昼の時間を過ぎていたこともあり、あまりお客さんはいらっしゃらない様子。

少し不安になりながら席につきます。

麺へのこだわり
厳選した北海道産小麦粉100%を使用しております
スープに合うように20番平打ちで
かんすいの種類や塩の分量
また加水量やミキシング時間まで試行錯誤し
スープの絡み方持ち上がり方まで拘った麺です
絶妙な歯応え
のど越しのあるうまい麺を当店でご堪能下さい  

と書かれています。なんだかこだわっている麺のようですね。

メニューはこちら。

ガッツリ食べてもお手頃価格のようです。

驚いたのは、キッズメニュー。

安っ!

“チャーハン、おにぎり、唐揚げはお子様ラーメンとご一緒に注文してください”と書かれていますが、それでも「お子様タンメン+お子様焼飯=275円(税込)」

小さな子ども連れのご家族には、ありがたいですよね。

麺の硬さやにんにくの量も選べるようです。各種トッピングの種類も豊富で、訪れる度に飽きることなく楽しめそうですね。

今回はシンプルに、わたしは『味玉タンメン黒』(770円税込)、主人は『タンメン』(660円税込)餃子5個(330円税込)を注文してみることにしました。

テーブルには、餃子のタレ、自家製ラー油、唐揚げスパイス、こしょうなどがセッティングされています。

待つこと5分、お料理が運ばれてきました。

『味玉タンメン黒』。テーブルに到着や否や、濃厚なにんにくの香りが食欲をそそります。透明感のある醤油ベースのスープは、あっさりしているようにも見えますが、こってりであって欲しいと期待はふくらみます。

麺は少しウエーブがかった平打ちストレート細麺。スープは期待通りのガツンと濃厚にんにく味でスタミナ系の部類。麺のウエーブがいい塩梅に濃厚にんにくスープを拾ってくれるから“こってり感”を思う存分に味わえ、個人的にはとても好みの味です。

スープは濃い目のしっかり味でありながら、北海道産100%のさっぱりとした上質な麺は、のど越しもよく、飽きることなく食欲を加速させます。白菜、ネギ、豚バラもシンプルな中華そばを彷彿とさせるベストなバランス量で、麺とスープを堪能するにはこのくらいの量がちょうどいい。甘辛の味玉も箸休めの立場を担いつつ、いいアクセントとなっています。

こちらは、主人が注文した『タンメン』。

少し味見をさせてもらうと、粘度低めの鶏がらにんにくスープはこってりクリーミーな味。マイルドに麺に絡むスープはにんにくが効いていて、やはりスタミナ系。

食欲の落ちる梅雨の時期にスタミナ系の存在は、ほんとありがたいです。

そう、そう、タンメンの薬味を無料で追加できるようです。

「ニラキムチ」を追加してみることに。

店員の方が、冷蔵庫から取り出した「ニラキムチ」(無料)を持ってきてくださいました。

感染予防のため、今はケースに入れてテーブルごとに提供しているとのこと。

今はこのような心配りが“安心して通えるお店”の判断基準になるのかもしれませんね。

残り2/3ほどのところで味変を・・・。

ほぼ、ニラキムチ味になりました 笑。ニラとキムチのパンチが効きすぎて、にんにくが負けてしまう感じ。これは負けじと「絞り生にんにく」も加えることを教訓とし、次回にまたチャレンジしたいと思います!

もっちりとした皮の『餃子』は、肉汁が滴るやわらかい餡が特徴。こぶりながらもザクザクとした具は食べ応えもあります。

今回実食して感じたことは、こだわりや美味しさの割にお客さんがあまり入っていないこと。思えばこの場所は、台風26号で破壊された「むさし」の時代から、ラーメン店が軒並み消えている跡地。

「コロナ禍にオープンしてしまい、大阪方面沿いに店を構えた方が立地条件は良かったかも」と店長。

美味しいタンメンをこれからも食べたいので、なんとかがんばって欲しいものです。

店舗横には、同じ系列のホルモン専門店も。

昭和を感じさせるレトロスタイルの店内。注文したホルモンを各テーブルで焼くことができます。

最近あまり見かけない椅子の仕様 笑。でも、なんかいいです。

お昼の定食は、『ホルモンミックス(小)定食』(日替わり6種+ライス+白菜キムチ)(1000円税込)など。

単品メニューはこちら。

ビールが飲みたくなること必至のメニューですが、国道沿いということもあり、”飲まないお友達に運転してもらう“か、“運転代行を頼む”などして飲酒運転だけはくれぐれもしないよう、お気を付けくださいね。

近畿地方もまもなく梅雨入りです。スタミナ系のお店のレパートリーを増やして、気だるい季節も元気に乗り切りましょう。

【基本情報】

店名:「タンメン食堂 波の花」泉佐野店
住所:〒598-0035泉佐野市南中樫井286-2
Tel:072-493-7733
営業時間:11:00-14:00(ラストオーダー13:30)18:00-22:00(ラストオーダー21:30)
定休日:火曜日
駐車場:あり
取材協力 「タンメン食堂 波の花」店長 様
*記事は取材時の内容です。

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ライター(泉南市・泉佐野市)

なんでもない日々を旅するように暮らす日常写真家。「ローライ35s」という小さなフィルムカメラでささやかな日常を記録しています。私たちの町のちょっとうれしくなるあんなことこんなこと。皆様の日常がもっともっと楽しくなりますように。

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