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【泉佐野市】ほぼ天国。知れば知るほど行きたくなる リピーターが多い「極上タイ古式マッサージ」

旅する日々の記憶と記録。matka08ライター(泉南市・泉佐野市)

知らないとなかなか入りづらいお店のひとつに「マッサージ店」があります。

特に、~式というような どこの国のどんな人が経営しているのかわからないお店の場合はなおさらです。

それでも、比較的安いお値段でリラックスできる「行きつけのマッサージ店」を見つけたいもの。月に一回くらい、自分に投資するのもありだと思っています。

今回ご紹介するお店は、泉佐野市東佐野台にある「タイ古式マッサージ チェンマイ(Chiang Mai)」(Google map参照)。

タイ本国「タイ古式マッサージ」を学んだベテランセラピストのミキさん(日本名)が営む本格派マッサージ店です。

店舗は2階にあります
店舗は2階にあります

ちょっと上がるのに勇気がいる階段…
ちょっと上がるのに勇気がいる階段…

一見、躊躇してしまう店構えですが、店内はとても可愛くて清潔、そしてミキさんの人柄も最高! ぜひおススメしたいマッサージ店なのです。

階段を上がり、扉を開けると…

こぢんまりした明るい店内に心が和みます。ほっ。

「タイ古式マッサージ専用」スペース
「タイ古式マッサージ専用」スペース

わ! 素敵! マッサージスペースは、こちらの「タイ古式マッサージ専用」2スペース(中央カーテンあり)と、奥に「オイルマッサージ専用」の部屋が1部屋あります。

「オイルマッサージ専用」部屋
「オイルマッサージ専用」部屋

そして、この方がセラピストのミキさん。

ユニークでやさしい セラピストのミキさん
ユニークでやさしい セラピストのミキさん

ミキさんのお人柄に惹かれてリピートしているお客さんも多数いらっしゃいます(わたしもその一人)。タイ本国でセラピストの資格を持っていたにもかかわらず、小柄なミキさんの活躍の場は少なかったそう。

「カラダが小さいとタイでは雇ってもらえない。タイのマッサージ師になるためには身長が必要。日本では、技術があればやっていけるからうれしい」とミキさんは話されます。

「タイ古式マッサージ セラピスト資格認定証」
「タイ古式マッサージ セラピスト資格認定証」

そして、到着するとすぐにドリンク(無料)が提供されます。

待合スペース
待合スペース

まずは、コーヒーで一息つきます
まずは、コーヒーで一息つきます

机に置いてある*お菓子(タイの珍しいお菓子も!) なんかも自由に食べることが出来るシステム 笑。

*マッサージ終了後にお土産に持たせてくれることも…

メニューはこちら。

「タイ古式マッサージ」60分 4000円「オイル」60分 5600円「タイ古式 60分+オイル 60分」9400円など。

*料金すべて税込

比較的手頃なお値段となっています。

わたしのお気に入りは、一番手頃な「タイ古式マッサージ」60分 4000円

頭の先から、爪の先まで、これでもかというほど癒してくれて、ミキさんの“おもしろトーク付き?”のこちらのコースがおススメです。

月一 4000円、主婦でもなんとかなりそうなお値段です。

まず、セットされているリラックスウェアに着替えます。

マッサージ中は尿意を催しやすくなるため、トイレも済ませておきましょう。

この日は、店内にタイミュージックが流れ、テレビではタイのドラマが放映されていました。「あたし、あの男優きらい~。彼女がいるのに浮気するからきらい~」など、思わずクスっと笑ってしまうようなミキさんのおもしろトークがはじまります。

「タイ古式マッサージ」は、リラクゼーションの部類に入るマッサージだそうで、セラピストが手のひらはもちろんのこと、肘や足など、カラダのあらゆる部位を使って(“セン”と呼ばれる体のラインに沿って)筋肉を押し、ストレッチをしていきます。

まずは、足先からはじまって徐々に体の中心部へ。単にもみほぐすだけでなく、要所要所でストレッチを取り入れる場面もあり、自分ではなかなか伸ばせない筋肉や関節を気持ちよく伸ばすことができます。

マッサージ中は、カラダもポカポカと温まり、滞った血が巡りだします。

時には「痛たた…」となる部位も。リンパが詰まり凝り固まっている証拠です。

そんな時は、ミキさんが*オイルを使ってやさしくほぐしてくれます。

*本来は別料金のはず。ミキさんのご厚意でオイルを使ってくれることも…

ミキさんの好きな食べ物は「日本のカレー」スケベ言う人は嫌い(帰ってもらう)妹はチェンマイで暮らしている料理が好きで、ほとんど外食しない寿司に入っていたワサビで泣いた~今日もソーセージ干してあるよ~!など、マッサージ中、時々、鼻をかみに行ったり、神棚に拝みに行ったりするミキさんも茶目っ気たっぷりで好きになります(たまに歌いだします 笑)。

そんな、ミキさんも「お客さんの職業は聞かない」といいます。癒されに来ているのに仕事の話なんてしたくないでしょ? というミキさんなりの気遣いは、きっと”おもしろトーク”も人によって使い分けているのかも(したり、しなかったり)しれないな、と感じました。

体感的には60分以上あるのではないかと思えるほど、しっかり癒され、毎回満足できるミキさんのマッサージ。この後「オイル」(マッサージ)をお願いすることもあるのですが、“最高級のバラのオイル”を惜しみなく使用し、こちらも同じく手のひらや肘を使ってカラダのラインに沿ってたっぷりほぐしてくれます。

あー、ここは天国だわ~と、毎回 夢心地になるわたし。“第二の家”のように気軽に通える居心地の良さが、リピーターが多い理由のひとつかもしれません。

マッサージ終了後もドリンクのサービス(冷茶)があり、至れり尽くせり。

このタイミングで、現金でお支払いを済ませます(夜は前払い制)。

常連客の男性にお話を伺うと、「タイ古式マッサージ チェンマイ(Chiang Mai)」の魅力は、ミキさんの“高い技術”と“お人柄”だと話されます。マッサージが好きでいろんなマッサージを試してきたけれど、この店が一番!とのこと。

癒されに行くのに緊張したら意味ないし、ミキさんの気さくな人柄は心もほぐしてくれる、とも。「トムヤンクン食べさせてくれることもあるんよ 笑」と、仰天発言も。

実は、わたしもこの日「グリーンカレー」の*手土産を晩ごはんにいただきました。ミキさん同様、辛くなく、やさしい味わいに癒されました…ってここは料理屋じゃありません 笑。

*“手土産”は、ミキさんの気分によるものです。「ある」ということではありませんのであしからず。

「60分 4000円は、相場より安いんじゃない? と心配してくれるお客さんもいる。そんな時、ミキ苦笑いするだけ。でも、本当は、高いと一回きりになることもある。ミキ、また来てほしい」とミキさん。

そんなミキさんの願いも叶って、“一度きり”のお客さんは、ほぼ いないそう。

「月に何度も来てくれるお客さんもいる。みんないい人」とにっこり。

営業時間は12時~0時。無休。予約がなければ早く閉店する日もあるそうです。

階段を上った先は、“ほぼ天国”です。

疲れが溜まりやすいこの時期、自分の“癒し処”におススメです。

【基本情報】

店名:「タイ古式マッサージ チェンマイ(Chiang Mai)」
住所:泉佐野市東佐野台7-2 2F
Tel:072-447-8387 / 090-4951-0539
営業時間:12:00~0:00(予約の状況により早く閉店する場合もあります)
駐車場:あり(店前3台)
*お支払いは現金のみです。
*ご予約は、お電話でお申込みください。
*記事内容は取材当時のものです。
取材協力 「タイ古式マッサージ チェンマイ(Chiang Mai)」セラピスト ミキさん

ライター(泉南市・泉佐野市)

なんでもない日々を旅するように暮らす日常写真家。「ローライ35s」という小さなフィルムカメラでささやかな日常を記録しています。私たちの町のちょっとうれしくなるあんなことこんなこと。皆様の日常がもっともっと楽しくなりますように。

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