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【泉南市】賞味期限は「3日以内」“南泉州の素材”から生まれた 『地域最高級 プリン』専門店オープン

旅する日々の記憶と記録。matka08ライター(泉南市・泉佐野市)

JR阪和線「和泉砂川」駅から徒歩1分ほどのところに美しい“ティファニーブルー”の外観がひときわ目を惹くお店がオープンしているのをご存知ですか?

9月1日にオープンした~泉南プレミアムプリン焼き菓子各種ギフトセットのお店「SENNAN Sweets Labo.」

ここは、都会のど真ん中? と勘違いしてしまうほど、周りとは一線を画した店構えは何度も「え?! ここ泉南よね…」と心で確かめてしまうほど。

“オードリーヘップバーン好き”のオーナーが映画「ティファニーで朝食を」イメージしてデザインしたというお店は、“泉南の海”のイメージにもぴったり。

南泉州の最高級素材”から生まれた「泉南市初のプリン専門店」と聞き、早速訪れてみました。

外観のイメージに負けず劣らず美しい店内。基本的にはテイクアウトのみですが、店舗前のベンチで飲食もできるそうです。

店内入って左右壁際のスペースでは「焼き菓子」が販売されていました。

「スティックケーキ」 ピスタチオ、チーズ、チョコ、プレーンなど、 各種250円(税込) 
「スティックケーキ」 ピスタチオ、チーズ、チョコ、プレーンなど、 各種250円(税込) 

「ガトープルポ」抹茶、ストロベリー、カフェモカ、レモンなど、 各種220円(税込)
「ガトープルポ」抹茶、ストロベリー、カフェモカ、レモンなど、 各種220円(税込)

「ガトープルポ」とは、フィナンシェの生地を焼き上げたものだそう。真ん中にジャムやソースが入っています。

「クッキー」の種類も豊富です。

「クッキー」各種350円(税込)
「クッキー」各種350円(税込)

手頃なお値段の焼き菓子は、贈り物にもよろこばれそうですね。

お品物代プラス300円(税込)でギフト包装(箱(大・中・小いずれか)、リボン、紙袋)も可
お品物代プラス300円(税込)でギフト包装(箱(大・中・小いずれか)、リボン、紙袋)も可

そして、ショップ奥に「泉南プレミアムプリン」のショーケースがあります。

ズラリと並んだカラフルな「S」の文字がとても豪華で、つい見惚れてしまいます。

高級感漂うガラス瓶に詰められた「泉南プレミアムプリン」は、地元の“手土産”としても最適ですね。

プリンの主な原料は「卵・牛乳・砂糖」ですが、シンプルな原料だからこそ“南泉州の最高級素材”にこだわったといいます。そのこだわりはコチラ。

「泉南プレミアムプリン」のこだわり

【卵】餌に海藻、木酢精製水、桑の葉、ヨモギなどを配合した泉佐野市の「戸野養鶏場」のコクのある卵「とのたま」を100%使用
【牛乳】地元泉南市の「北庄司牛乳」(大正12年創業)の牛乳本来の旨味が引き出された“低温殺菌牛乳”を使用
【生クリーム】一般的に使用されている安価な植物性生クリームではなく、濃度47%の動物性生クリームを使用

まさに『地域最高級 プリン』ですね! 地域の方だけでなく、地域を知っていただくきっかけとなる「逸品」として、いろんな方に食べていただきたいと感じます。

他にも店舗併設の厨房でシェフ達が毎日心を込めて手作りするなど、『地域最高級 プリン』にふさわしい味に仕上がっているとのこと。

「泉南プレミアムプリン」の製造風景(店舗併設の厨房にて)
「泉南プレミアムプリン」の製造風景(店舗併設の厨房にて)

「泉南プレミアムプリン」の製造風景(店舗併設の厨房にて)
「泉南プレミアムプリン」の製造風景(店舗併設の厨房にて)

厨房で、一つ一つプリンを手作りしている様子をみると、より新鮮さが伝わります。スーパーやコンビニなどで販売されているプリンの賞味期限は20日ほどですが、「泉南プレミアムプリン」の賞味期限はお渡しから3日以内。“新鮮さ”の証明でもある賞味期限。お早めにお召し上がりくださいね。

フレーバーは11種類

「抹茶」「カラメル」「プレーン」
「抹茶」「カラメル」「プレーン」

「ブルーベリー」「マンダリンオレンジ」「ストロベリー」
「ブルーベリー」「マンダリンオレンジ」「ストロベリー」

「コーヒー」「黒蜜」
「コーヒー」「黒蜜」

「キウイ」「マンゴー」「ラズベリー」各種550円(税込)
「キウイ」「マンゴー」「ラズベリー」各種550円(税込)

「カラメル」「キウイ」「ストロベリー」が人気なのだそう。

取材中、買いに来られていた女性は「プレーン」をオーダーしていました。聞くところによると、子どもが“カラメル”が苦手なのだとか。「カラメルが入っていない『プレーン』のプリンって珍しいですよね?」と話されていました。

種類が多いので迷いましたが、人気の「カラメル」と「キウイ」を購入し、持ち帰って食べてみることに。

「カラメル」「キウイ」
「カラメル」「キウイ」

直径5.5cm、高さ8cmほどのガラス容器いっぱいにプリンが入っていて、食べ応えもありそうです。

パッケージにはSENNANの「S」のロゴが
パッケージにはSENNANの「S」のロゴが

「カラメル」
「カラメル」

こちらは、「カラメル」。蓋を開けるとほろ苦いカラメルの香りが漂います。

ビンの高さスレスレまで入っているのがうれしい♪
ビンの高さスレスレまで入っているのがうれしい♪

スプーンを入れると…カラメルのすぐ下には少し固めのプリンが、それを割るとトロントロンのプリンが顔を出します! お~!二層構造になっています。

「固めプリン」「トロトロプリン」と両方楽しめてお得感満載です。

実は、お店の方から「トロトロ系のプリンです」と聞いていたのですが、おそらくこの固い部分は製造過程の“副産物”のようなものなのでしょう。結果「固めプリン派」「トロトロプリン派」、どちらにも満足していただけるプリンに仕上がっています。

“二層構造”の断面はこんな感じ
“二層構造”の断面はこんな感じ

新鮮だからこそ、なんの雑味もなくすっきりとした味わいに仕上がっています。だからなのか、“ミルク感”をより強く感じます。そしてしっかり甘いプリンです。

「甘さ控えめ」をうたうプリンが多い中、よっ、これぞプリン! と感じる「王道感」。高級な甘さは、これほどまでに人を幸せにするのか…。疲れた時の常備薬としても活躍しそうな、プレミアムなプリンです。カラメルは、そこにほろ苦さも加わり、オトナの味に仕上がっています。素材がいいプリンほど、シンプルな味をチョイスすることをおススメします。

「キウイ」
「キウイ」

とは言え、見た目の鮮やかさとフルーツの酸味も捨てがたいもの。

果肉感もしっかりあるキウイソースは、思ったより酸味は強くなく爽やかな甘みです。相反するもののように感じてしまう「フルーツ」と「プリン」が口の中で混ざり合う時、フルーツでもプリンでもない何か別の食べものが生まれるようで(イメージはヨーグルト?) 分けて食べるもよし、混ぜて食べるもよしの “お得なスイーツ” と感じてしまうのは、わたしだけでしょうか。食べている間、ずっと爽やかなキウイの香りがします。視覚と嗅覚までも満たしてくれるのが、フルーツを使用したスイーツの良いところですよね◎。

キウイソースとトロントロンのプリンをあわせて召し上がれ
キウイソースとトロントロンのプリンをあわせて召し上がれ

「SENNAN Sweets Labo.」は、「障がい者支援」および「放課後等デイサービス オーパ」などを運営する「Kitsune Group」初のスイーツ専門店。

「プリン専門店」が泉南市になかったことや、“南泉州の最高級食材”を使ったスイーツをつくることで、この地域の素晴らしさを広めていきたいそうです。今後は「水なす」や「玉ねぎ」などの“地域食材”を使ったフレーバーにもチャレンジする予定だそうですよ。どんなプリンになるのか楽しみですね!

「ゆくゆくは、障がい者の就労支援に繋げていけたら…」と、スタッフの阪巻 千春(さかまき ちはる)さん。

異業種へのチャレンジは、温かい志(こころざし)に背中を押されていたことを知り、とてもほっこりした気持ちになりました。

ところで、みなさんの家のポストに「SENNAN Sweets Labo.」のチラシは入っていましたか? 今朝、我が家のポストにこんなチラシが…

9月10月中に、このチラシ持参で来店された方は『全品10%オフ』とのこと!

「泉南市初のプリン専門店」『地域最高級 プリン』をこの機会に味わってみては?

”研究所” のような制服が素敵! (写真右) 阪巻 千春さん
”研究所” のような制服が素敵! (写真右) 阪巻 千春さん

【基本情報】
店名:「SENNAN Sweets Labo.」
公式インスタグラム(外部リンク)
住所:泉南市信達牧野204-3
Tel:080-9163-7364
営業時間:10:00~19:00
定休日:木曜・日曜
駐車場:あり(1台 / 店舗右斜め向かい「駅前振興会専用駐車場⑧」)
取材協力 「SENNAN Sweets Labo.」阪巻 千春様

ライター(泉南市・泉佐野市)

なんでもない日々を旅するように暮らす日常写真家。「ローライ35s」という小さなフィルムカメラでささやかな日常を記録しています。私たちの町のちょっとうれしくなるあんなことこんなこと。皆様の日常がもっともっと楽しくなりますように。

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