フランスの息吹感じるインテリアが目印！大人な東京パン旅をナビゲート！

旅するパンマニア　片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは！」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

今回紹介するエリアは東京都・目黒。白い壁に蔦るグリーン、ウッディな扉、大きなガラス窓から垣間見えるパン、パリをイメージしたというインテリアと何もかもが素敵なgentile（ジャンティーユ）は、目黒駅と中目黒駅のちょうど真ん中に位置していて、どちらから行っても徒歩15分くらい。

大きな通り沿いにあるので、お店の場所は分かりやすく、オープンは8時半から。正面にはクロワッサンやデニッシュ、メロンパンやあんぱんなど甘い系のパンが並び、向かって右に食パンや惣菜パンが並んでいます。昼に向けてパンは揃っていくようですが、訪問した9時半頃でも8割くらいは揃っていた印象。

2種類のピスタチオとホワイトチョコの入ったムース、クロワッサン、ドライトマトとオリーブのプチフールを実食

濃い茶にグリーンという鮮やかさに目が奪われ、これってどんな味なんだろう？と妙に気になり購入した2種類のピスタチオとホワイトチョコの入ったムース。上部は思った以上に皮が薄く、生地自体はブリオッシュみたいな濃厚さと甘味を感じます。ピスタチオの味わいが強いのでホワイトチョコの甘さはそこまで感じなかったけれど、ムースはなめらかな口あたり。なにより、上にちりばめられた、ピスタチオのガリっと感がアクセントになり美味しいのです。

通常のものより、ひとまわりは大きく感じるクロワッサン。見た目の印象から、さっくり感が強いのかなと思ったのだけれど、食べる前にトーストしなおしてみたら、クラム（内側）が想像以上にしっとりしていてビックリ！北海道産発酵バターがじゅわっと。軽い！大きい！甘い！旨い！なクロワッサン。

ドライトマトとオリーブのプチフール。プチフールって小さな窯って意味らしく、その名のとおり手の平サイズ。クロワッサン生地なので軽い口あたり、それでいてバター感もあり小さいのに満足度高いです。ごろっと入ったオリーブがジューシ―で、それがドライトマトの酸味がからまり、ケークサレに似た味わいも感じました。

駅から近いわけではなけれど、パンマニアには以前から馴染みあるお店。実際、パンを購入してお店を後にする頃には行列ができていたので、お目当てのパンがある方は、出来るだけ早めに行った方が良いかもです。