食材へのこだわりが半端ない！朝早くオープンしている　大人な福岡パン旅をナビゲート！

旅するパンマニア　片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは！」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

今回紹介するエリアは福岡県・福岡市（早良区）
福岡市地下鉄空港線の藤崎駅を下車したら徒歩で５分くらいのところにある、ぱんや紺青。朝は７時半からオープンしていて、濃紺な扉がスタイリッシュ。青色好きなので、店名の時点でかなり気になっていたのです。

きび砂糖、てんさい糖などを使用し、白砂糖は不使用。ハムやソーセージも無添加など身体と心に優しい作りがコンセプト。週末は有機野菜等も販売しているそうですよ。

パン好きトラベラーにとって、朝早くからオープンしているお店は本当に神！オープン直後に伺ったのですが、ハード系から甘い系まで幅広く揃っていて店前のベンチはもちろん、入って右奥にはイートイン席もあるみたいです。

大納言粒あんぱん、クロワッサンを実食

６種類あるあんぱんシリーズの中、一番人気の大納言粒あんぱん。三井郡三井の寿さんの無農薬山田錦の酒粕を中種に使用していて、もっちりした生地からは、ほんのり酒粕の香り。っが、特筆すべきは餡子。甘すぎずそれでいて豆の味わいも残す粒餡が、どこか和菓子を感じさせます。とにもかくにも上品な味わいで、しっとりと舌触り良い生地で優しく包まれ、上にのったケシの実がアクセント。

焼き色濃く、フォルムも綺麗なクロワッサンは、バリっとしていて端っこガリガリ。なんと、バターは高千穂のものを使用しているんですって。初めて聞くバターだし、高千穂ってさすが九州だなと。今回のパン旅の目的の一つに「地産地消」があったので、迷わず選びました。3種類の粉をブレンドしたという生地は、結構しっかりした食感だったので、何かをサンドして頂いても美味しいかも。