とろ～り、もっちり、チーズがびよ～ん！大人な新大久保パン旅をナビゲート！

旅するパンマニア　片山智香子です。北は北海道、南は沖縄まで日本全国美味しいパンを求めて旅をしています。いままで食べたパンの累計は軽く1万個以上。そんなパン愛好家の私が「これは！」と感動した日本各地のパンを紹介していきますね。

今回紹介するエリアは東京都・新大久保。
JR山手線の新大久保駅を下車したら右、大久保通りとつつじ通りが交差する角にある大王チーズ10円パン。

とろりとしたチーズと10円硬貨のフォルムが写真映えすると若者を中心にSNSでバズり、2023年TikTokの上半期トレンド大賞にノミネートされるなど大ブームしたこちらのパン。

新大久保は、こちらのお店の他にイケメン通りにもあるし、全国で15店舗も展開しています。ちなみに、もともとは韓国の慶州地方で誕生した「10ウォンパン」をアレンジしたものなのだそう。

オーダーしてから焼き始めるので、出来上がるまでお店の近くで待ちます。混んでいなかったら5分前後で焼き上がります。中が見える袋に入れてくれるので、食べ歩きもしやすそう。

焼き色と10円硬貨の色合いがあっていることもあり、思わず食べてみたくなるビジュアル。あっ、ちなみに10円パンとは10円硬貨を模したパンであり、10円で購入できるパンってわけではないです。1個500円。初めて見た時、思わず、10円じゃないんかいっ！とツッコミをいれちゃいました（笑）

パンという名前ではありますが、どちらかというと今川焼やカステラ（よく屋台で打っているべビーカステラの味に似ている）のようで、中にとろけるチーズが入っています。生地自体に甘味があるので、中のチーズの塩味とあいまって甘じょっぱく、なによりもっちりしていて、たっぷりチーズが入っているのが嬉しい。

HPを見ると、チーズの他にカスタード、抹茶カスタード、チョコ、あずきがあるようですが、新大久保駅前店舗の自動販売機にはチーズとカスタードの2種類しか選ぶところなかったです。他の味も気になるかたはお店の方に聞いてみてくださいね。