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ダイソー商品で探し物なし!片付けのプロが教える旅行荷物の収納のコツ

高桐久恵整理収納アドバイザー

岐阜県で整理収納アドバイザーとして活動している高桐久恵です。

夏真っ盛りのシーズンに入ってきました。お子さんがいるご家庭では夏休み中に旅行に出かけるご家庭も多いかと思います。

家族が多ければ多いほど増えるのが「旅の荷物」ですよね。旅行先にもよりますが、何泊もする場合には衣類やタオル、スキンケアやメイク用品などある程度の荷物が必要になってきます。

荷物が多いと欲しい時になかなか出てこなかったり、慌てて荷造りしたせいで忘れ物をして出先で購入することになったりとせっかくの楽しい旅行がストレスになってしまいます。

実は私、現在は岐阜県に住んでおりますが、実家が鹿児島県の離島にあるので飛行機や船を乗り継いで毎年帰省をしているためか荷物の収納にはコツがあると感じています。

今回は誰でもできる簡単な旅行の荷物のパッキング方法とおすすめ収納グッズをお伝えします!

一番かさばる洋服の攻略法…圧縮してアイテム別に中身が見えるように分ける

左半分に子どもの着替えを入れたら私の分が入らない…
左半分に子どもの着替えを入れたら私の分が入らない…

洋服はなるべく少なくするのが荷物を一番減らせる方法です。しかし夏は海に行ったり汗をかいて着替えが必要になったりするのでなかなか難しいところ。

そういった場合は圧縮してしまいましょう。人別、アイテム別など使いやすいように数枚の袋を使ってコンパクトにします。

ダイソー トラベル用圧縮袋М(2枚入り)
ダイソー トラベル用圧縮袋М(2枚入り)

子どもの上下2日分をそれぞれ分けて圧縮。ぺたんこに。
子どもの上下2日分をそれぞれ分けて圧縮。ぺたんこに。

圧縮するほど枚数がない場合は丈の長い服で丈の短い服を包んで巻くとコンパクトになります。

旅行中は洗濯ができないので帰宅してから洗いたい衣類はランドリーネットにいれておくと、帰宅後そのまま洗濯機に入れることができて楽ちんです。

そこでおすすめしたい商品がこちら。ダイソーの『3WAYそのまま洗える!トラベル収納トートバッグ』です。(税込110円)

ダイソー そのまま洗える!トラベル収納トートバッグ 
ダイソー そのまま洗える!トラベル収納トートバッグ 

水着にタオルなど、かさばりがちなプールグッズですが、

意外とかさばる水着類。
意外とかさばる水着類。

このバッグなら中身が見えて分かりやすいです。このまま洗濯もできてしまいます。

持ち手を中に入れてチャックを閉めれば、そのまま洗濯出来ちゃいます。
持ち手を中に入れてチャックを閉めれば、そのまま洗濯出来ちゃいます。

このようにバッグとしても使えて便利です。

メッシュだから多少濡れていてもすぐに乾き、バッグとしても使えます。
メッシュだから多少濡れていてもすぐに乾き、バッグとしても使えます。

細々した小物の収納は?…吊下げ式やジッパー袋を使って使いやすく

こちらのポーチはJAさんでいただいたノベルティです(笑)
こちらのポーチはJAさんでいただいたノベルティです(笑)

・スキンケア用品、メイク用品、コンタクトなど

・衛生用品、薬、充電器類

・アクセサリー類

女性は化粧水などのスキンケア用品やファンデやリップなどの化粧品、アクセやドライヤーなど美容にかかわるアイテムの荷物が多いです。

液体のものは重さもあるので小分けにしたり、試供品を持っていくようにしましょう。

ダイソー 抗菌フリーザーバッグS 12枚入り
ダイソー 抗菌フリーザーバッグS 12枚入り

収納は用途別にジップ袋などの透明の袋に入れると、一目で分かり失くすこともありません。

大ぶりのアクセサリーや繊細なものは小さい保存容器に。
大ぶりのアクセサリーや繊細なものは小さい保存容器に。

行方不明になりがちな充電器類も中の見えるポーチなどを利用しましょう。

無印良品 ナイロンメッシュケース
無印良品 ナイロンメッシュケース

小分けにしたら実際に旅行バッグに入れていきます。

左に衣類、右には水着や小物を分けて収納。
左に衣類、右には水着や小物を分けて収納。

トランクでも旅行カバンでも重いものは下に入れるのが基本。

リュックの場合は背面外側の中間部分に重いものを入れると重さが分散されるといわれています。

開けたときに何が入っているか分かれば探す手間がなくなるので、トランクの場合は右側上下、左側上下と4つのエリアに分けて入れ、カバンやリュックには使う頻度によって分けて入れていきましょう。

小さい子どもがいる家庭は別で子ども用バッグを用意しておいたほうがいいと思います。

長期旅行で洗濯したい方におすすめ商品!

ダイソー 洗濯ロープ
ダイソー 洗濯ロープ

海外や長期で旅行に出かける場合は、途中で洗濯が必要になってくると思います。

他にもちょっとタオルを干したい、水着を干したい場合にこのようなロープがあれば場所を選ばず収納スペースも取りません。

洗濯ばさみがいくつかあればすぐに干すことができます。

探さないポイントは『見える化』!

モノを探さないポイントは、どこに何が入っているのか自分で把握ができていることです。

探し物をするとイライラしますし、旅行先でまた同じものを買ったりして無駄遣いしてはせっかくの楽しい旅行が台無しですので少しでも楽しい旅になるように使いたいときにサッと取り出せるスマートな収納を心がけましょう!

筆者:高桐久恵(たかぎりひさえ) 整理収納アドバイザー
岐阜県で講座やセミナーのほか、個人宅の片付けサポートを行う。
生前整理アドバイザーの資格も持ち、収納よりも整理に特化したサポートを心がけています。
Instagram(@restart.138)ではお片付けビフォーアフター画像や元バスガイド時代の漫画も描いています。

整理収納アドバイザー

新しい自分に出会うお手伝いを!の言葉をモットーに今の自分を変えたい方のサポートをしています。整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、生前整理アドバイザー、発達支援教育士。講座セミナー受講者 1600人以上/片付け作業実績 1500時間以上/岐阜県大垣市在住。小学生2人の男の子ママ。

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