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「入之波」は何と読む? 難読の温泉地名クイズ5問

高橋一喜温泉ライター/編集者

全国の温泉地の中には、読めそうで読めない温泉地名が多い。

有名な温泉地なら、読めないと恥をかいてしまうかも。

そこで、難読の温泉地名を5つ集めてみた。

あなたは何問、正解できるだろうか?

では、早速いってみよう!

第1問

入之波温泉

正解

正解は、しおのはおんせん

奈良県奥吉野、吉野川の源流近くの湖畔に湧く秘湯。旅館の山鳩湯では、炭酸ガスを含んだ褐色の湯がかけ流しにされ、オレンジ色の析出物が湯船や床を覆う様は、まるで温泉がつくりだした芸術である。

第2問

夏油温泉

正解

正解は、げとうおんせん

岩手県北上市の秘湯。湯治宿「元湯夏油」は冬期休業するほど山深い土地にある。清流沿いに湯船が点在し、森林浴を楽しみながら名湯を楽しむことができる。「夏油」という名は、アイヌ語のクッ・オ(崖のあるところ)が語源という説もある。

第3問

五十沢温泉

正解

正解は、いかざわおんせん

新潟県南魚沼市にある温泉で、「ゆもとかん」など2軒の宿が営業している。透明のアルカリ性単純温泉はやわらかい泉質で、「ゆもとかん」では自慢の大露天風呂にてかけ流しで楽しむことができる。

第4問

皆生温泉

正解

正解は、かいけおんせん

鳥取県米子市の温泉地で、「米子の奥座敷」と呼ばれる。美保湾に面した海岸線に大規模旅館が並び、山陰最大級の規模を誇る。高温の塩化物泉は、海の温泉地らしい温まる湯だ。

第5問

藺牟田温泉

正解

正解は、いむたおんせん

鹿児島県薩摩川内市の温泉。かつては砂石(さざらし)温泉と呼ばれていた。藺牟田湖の近くに、旅館数軒と「下ノ湯」という共同浴場がある。下ノ湯は透明の源泉が贅沢にかけ流されていて、温泉ファンの人気も高い。

さて、何問、正解できただろうか?

全問正解した人は、かなりの温泉好きと見た! 

間違えた人は、どこもすばらしい温泉なので、ぜひ覚えておいてほしい。

高橋一喜|温泉ライター

386日かけて日本一周3016湯を踏破/これまでの温泉入湯数3800超/著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)/温泉ワーケーションを実行中/2021年1月東京から札幌へ移住/InstagramnoteTwitterなどで温泉情報を発信中

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3800超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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