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避暑地としても快適! ひとり旅におすすめの「山の温泉地」4選

高橋一喜温泉ライター/編集者

都会では味わえない開放感、雄大な風景、新鮮な空気・・・。山の上にある温泉にやってくると、爽快な気分になる。

特に高地にある温泉地は、平地よりも気温が低いため、暑さが厳しい今の時期は避暑地としてもおすすめだ。

そこで、今回は避暑地としても活用できる山の温泉地を5カ所紹介したい。

乗鞍高原温泉(長野県)

標高1400~1500m。登山、スキー、サイクリングなどが楽しめ、山好きの人にはおすすめ。小規模な宿が多いが、温泉は本格派。日帰り温泉の「湯けむり館」をはじめ、源泉は乳白色の濁り湯。

須川高原温泉(岩手県・秋田県)

岩手、宮城、秋田の3県にまたがる栗駒山の中腹にある高地の温泉。標高1126m(イイフロ)。県をまたいで須川高原温泉と栗駒山荘という2軒の宿が並ぶ。どちらの源泉も乳白色に濁っており、パンチのきいた強酸性。大露天風呂「大日湯」は絶景温泉でもある。

濁河温泉(岐阜県)

御嶽山6合目、標高1800mに湧く秘湯で、通年営業している温泉地としては日本一高地にあることでも知られる。緑色に濁った湯は清涼感のある炭酸水素塩泉。日帰り入浴可能な市営露天風呂は、野趣あふれる大露天風呂。温泉の近くに落ちる大滝は清涼感あふれるスポットだ。

万座温泉(群馬県)

標高1800mの高地に湯煙をあげる温泉地。濁河温泉と同じく、通年営業の温泉地としては日本最高所の温泉である。周囲はそこら中から水蒸気が上がる源泉地帯で、自然のエネルギーを感じられるスポットでもある。硫黄成分が豊富な源泉は乳白色の美しい湯。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3800超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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