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ギリギリ間に合う! 「紅葉が美しい関東周辺の温泉地」5選

高橋一喜温泉ライター/編集者

多くのエリアで紅葉のピークを過ぎているが、関東エリアでは、まだまだ紅葉を楽しむことができる。

紅葉を愛でつつ、温泉で心身を癒やすことができれば最高だ。

そこで、紅葉が美しい関東周辺エリアの温泉地を5カ所紹介したい。

①南足柄温泉(神奈川県)

箱根外輪山の中腹に位置する「モダン湯治おんりーゆー」は、約3000坪の閑静な森の中にぽつんとある日帰り温泉(宿泊も可)。透明の単純硫黄泉が満たされた広々とした露天風呂は、雑木林に囲まれ、紅葉シーズンは赤や黄色に色づいた木々を見ながら入浴できる。

②秋川渓谷温泉(東京都)

東京あきる野市にある日帰り温泉(宿泊も可)。東京都内とは思えない自然豊かな渓谷美が楽しめるロケーションにあり、浴室や露天風呂からも木々を眺めながら入浴できる。硫黄の匂いが香る源泉がかけ流しにされた内湯は東京屈指の名湯。

③修善寺温泉(静岡県)

伊豆で最も歴史のある名湯。風情ある温泉街には修禅寺や竹林の小径など観光スポットも充実。なかでも「修善寺虹の郷」は約2000本の紅葉が楽しめるスポットで、例年11月中旬から12月中旬にかけて見頃を迎える。ライトアップも行われ、幻想的な風景が楽しめる。

④養老渓谷温泉(千葉県)

房総半島の中央に位置する養老渓谷は房総半島随一の景勝地であり、紅葉シーズンは多くの観光客でにぎわう。なかでも粟又の滝は養老渓谷を代表する絶景スポット。養老川沿いには温泉宿が点在し、多くの宿でこのエリア特有の「黒湯」に入浴できる。まるでコーヒーのような色は、全国でも珍しい。

⑤強羅温泉(神奈川県)

箱根登山鉄道の終点に位置する箱根温泉郷の温泉地。湯量も豊富で、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉など複数の泉質の温泉を同一地域内で堪能できる。強羅公園や箱根美術館など、紅葉が美しい観光スポットなどとともに、温泉も楽しみたい。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3800超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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