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【大阪・福島】懐かしさとコスパの良さでウケている!大衆酒場スタイルのカウンター焼肉店誕生

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

▲上タン(塩)1,280円

▲「焼肉藤もと 大吉商店」外観
▲「焼肉藤もと 大吉商店」外観

 焼肉好きの知り合いに誘われて、12月4日にオープンしたばかりの焼肉店「焼肉藤もと 大吉商店」に行ってきました。場所は福島駅の北側でなにわ筋沿いです。

▲「焼肉藤もと 大吉商店」店内
▲「焼肉藤もと 大吉商店」店内

 店内はカウンタースタイル。21時頃の訪問でしたが、若いお客さんでにぎわっていました。

 カウンターに用意されているのは、ガスコンロ。店ののれんや赤いカウンターなど、レトロな酒場をイメージしているようです。赤いカウンターではありませんでしたが、火事で焼ける前の十三の焼肉店「請来軒」を思い出しました。

 店頭のメニュー看板もレトロな雰囲気で見ているだけで落ちつきます。激安価格ではありませんが、お手ごろな感じです。

 2階には30名までの個室もあるようです。

 ラインアップとしては、赤身中心で白いホルモンが少なめという印象です。

 とりあえず、白菜キムチ380円。

 もちろん、ビール中550円も。 

 おすすめされたのは、名物の生ロースユッケ1,480円。

 真ん中の卵を崩して、お肉でくるりと巻いて食べます。薄切りの肉を箸ですくうようにつままんでいるとてっさを食べているような贅沢な気分に。もちろん味も◎。

 カウンター焼肉の楽しみのひとつが目の前での調理。

 切っているおいしそうな肉を見て「それなんですか?」と注文できたきたりするのが嬉しい。

 お客さんとスタッフの距離感がなんともいい感じ。

▲上タン(塩)1,280円
▲上タン(塩)1,280円

 焼肉のスタートは上タン(塩)1,280円。肉厚で食べごたえもあるええタンでした。

▲ハラミ(タレ)980円
▲ハラミ(タレ)980円

 それと、ハラミ(タレ)980円。

 タンはサッとあぶるように焼きます。

 翌日のことを気にしなければにんにくをたっぷりのせていただきたい。というか、なにも考えずのせました。

 さらに名物の藤もとのロース(小ごはんつき)1,980円も注文。

 2人用にご飯は分けてもらったのでちょい少なめになっています。

 甘辛なタレを絡めた薄切りのロース肉を鉄板で焼きます。

 広げずに山のようにしたままで蒸し焼きにするのがポイント。

 レア気味に焼いたお肉をご飯にのせて、その上に卵黄をのせます。これで、おいしくないはずないじゃないですか。

 ちなみにお米は京都の超人気店「八代目儀兵衛」がセレクト。味わいは、ハンパな牛丼では絶対に勝てない最上級のTKGでした。

 名物メニューが充実しているので人気店になりそうな予感。また、翌朝4時までという営業時間と大衆酒場的な雰囲気が今の時代にマッチしていますし、遅くまで働いた日や大きなプロジェクトを終えた日の仲間と軽く打ち上げる感じの“おつかれさん会”に重宝しそうなお店でした。

焼肉藤もと 大吉商店
住所/大阪府大阪市福島区福島7-12-14
営業時間/17:00~翌04:00(L.O 3:00)
休日/不定休
電話/06-6453-0029

編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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