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【大阪・梅田】人気店「人類みな麺類」の店主が仕掛ける大戦争なラーメンの意味!

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

 西中島南方にあり、全国のラーメンファンから注目を集める「人類みな麺類」。貝ラーメンの人気店「くそオヤジ最後のひとふり」も系列店です。この両店のオーナーである松村貴大さんのアイデアをカタチにしたのが「ラーメン大戦争」。

 このラーメン大戦争の最新店が2021年11月3日梅田の堂山にオープンした「ラーメン大戦争 梅田店」です。「ラーメン大戦争」ブランドはFC展開中なため、三宮、心斎橋、尼崎に続く4店舗め。今後も続々増えるようです。

 お店があるのは阪急東通りエリアの北東端にあたる堂山町。都島通沿いになります。

 店内はバーやカフェのような雰囲気。カウンター席のほかにテーブル席があり、2階にもテーブル席が用意されています。

 また、2階にも飲食フロアが用意されています。

 一部が吹き抜けになっていて、JBLの大きなスピーカーとともに、80年代、90年代ポップスのレコードジャケットで壁1面が埋め尽くされています。

 こちらでは4種類のラーメンが味わえます

 食べたのは定番のピストル858円。濃厚な醤油ダレで、名古屋コーチンと貝のスープが特徴。フカヒレを思わせるスープは、弾力のある中太麺と好相性

 スープは「名古屋コーチン」鶏ガラから、じっくりと旨味成分を引き出したスープを提供します。

 店内で製麺する麺は、全粒粉を配合した中太のストレート麺。水分少なめのもっちり麺ながら程よい弾力。1回限りですが替え玉が無料というサービスもうれしい。

「ラーメン大戦争」を話題店にしたポイントの一つが、イタリアから直送される肩ロースのレアチャーシュー。薄めながら大判でしっとりとした塩分を抑えた生ハムのような味わいが特徴です。このチャーシューが1〜5枚まで同金額。どんぶりが隠れるほど贅沢にトッピングされたチャーシューはテンションが上がります。

 少し甘さを感じさせる丸い味わいの醤油味の鶏清湯スープは、醤油ダレに定評のある「人類みな麺類」の譲りのおいしさ。さらに、麺とチャーシューが増量できるというサービスに満足度爆上がり。

 少し前に松村店主と話す機会があって、大戦争という店名の理由を訪ねたところ返ってきたのが、“食材や人件費が高騰してラーメンの単価が上がるのは仕方ないけど、「ちょっと高すぎるんじゃない?」と感じる店も多い気がする。そんな店に向けて、いい食材を使いながらもリーズナブルな価格でお腹いっぱいになる店を作って、戦いたい!”という答え。

 たしかに900円を下回る価格で、名古屋コーチンのスープに麺もチャーシューも増量可というのはかなりのハイコスパ。オープン直後とはいえ、連日の行列になっているいるのを見ると松村店主の勝負は幸先のいい状態になっているようです。

ラーメン大戦争 梅田店
住所/大阪府大阪市北区堂山町15-14
電話/06-4301-4343
営業時間/11:00~23:30(L.O.23:00)
定休日/なし

ラーメン大戦争公式HP

編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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