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【大阪・梅田】ホワイティ梅田の「ヴィ・ド・フランス」が26年目のリニューアルで進化!

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

1996年誕生の梅田の地下街「ホワイティ梅田」の焼きたてベーカリー

 2022年3月7日、ホワイティ梅田の「ヴィ・ド・フランス」がリニューアルオープンしました。ホワイティ梅田に登場したのは焼き立ての本格的なパンが楽しめる店が少なかった1996年7月。フランスのノウハウを導入した焼きたてパンが通勤、通学時に買える店として人気となりました。

 また、イートインスペースで焼きたてパンを食べることができるのも魅力です。

 人気の2トップは、欧州産発酵バター入り油脂を使用し、岩塩をかけて焼き上げた塩バターフランス120円と、りんごとフランス産ナチュラルチーズクリームを包み込んだエンゼルソフト260円。 

 ホワイティ梅田を利用する人たちにとっては、常にそこにあって当然なお店でしたが、オープンから26年の間に、「HEP FIVE」や「大阪富国生命ビル」、「阪急うめだ本店」、そしてこの4月6日には「阪神梅田本店」も建て替えが終了しリニューアルオープンと、周辺は大きく様変わり。

 利用客も大きく変わってきたことから、今回のリニューアルに踏み切りました。

ヴィ・ド・フランスのテイストを守りつつ進化!

 今回のリニューアルで、NU茶屋町や富国生命ビルの「KELLER KELLER」やHEPナビオ「NORTH LOUNGE 北欧館」などを運営する大和企業株式会社がマネジメントすることになり、よりエリアの環境に合わせたお店になりました。

 動線を確保するためにレジ周辺を広く取れるようにディスプレイ設備を配置。

 4段だった棚を見やすく取りやすい3段に変更しています。

 レジも非接触型で多彩な電子マネーに対応できるタイプに。

イートインスペースは、ユーザーにフィットするカタチに!

 レジ周辺やディスプレイコーナー以上に変わったのがイートインスペース。

 ファーストフード感覚のすっきりしたイートインスペースの天井を抜いて空間を広げたほか、テーブルやイスは木の風合いを生かしつつもスタイリッシュなスペースに変わりました。

 また、壁面にイラストとともにフランス語のことわざが書かれていて、ヴィ・ド・フランスがフランス由来のベーカリーであることを改めて伝えます。ちなみに、左上の白い文字は、 「Tout vient à point à qui sait attendre.(待つことができる人には、すべてがちょうどいい時にやってくる)」 という言葉で、日本の「果報は寝て待て」のようなことわざだとか。

 また、テーブルには地下街に足りない緑も配しています。

 いまの時代にフィットするように考えられているのが、全体にひとり仕様の席が多いこと。サッと来てパンとドリンクでランチをすませるニーズが多いエリアであることから、36ある席の大部分がひとりで使うのに都合がいいようになっています。席間や仕切りなども今の時代に合わせて考えられています。

約230店舗あるヴィ・ド・フランスで、ここだけというドリンクも!

 スピーディーに注文できるお得なドリンクとパンを組み合わせたセットも用意しています。

 パンと組み合わせて楽しみたいドリンクも充実。

 レジの後ろには、RANCILIO製のエスプレッソマシンが。

 メニューにカフェラテ500円(イートイン時)がラインナップされているのは、約230店舗あるヴィ・ド・フランスの中でもホワイティ梅田店のみ。

全国のヴィ・ド・フランスの見本となるような店を目指しています!

 ヴィ・ド・フランス ホワイティ梅田店の店長・江川豊和さんに新しくなったお店の魅力について聞いてみました。

江川さんの考える、ヴィ・ド・フランス ホワイティ梅田店の魅力はどういうところですか。

江川店長「ヴィ・ド・フランス全体に言えることなんですが、焼きたてということですね。朝7:00のオープンなのですが、ターミナルということもあり、早い時間からいらっしゃるお客様が多いんです。そこに焼きたてをそろえるために一生懸命に焼いています。以降もパンを焼いてなにかしらが焼きたてで用意できるように努力しています」

人気はどんなパンですか。

江川店長「ヴィ・ド・フランスといえば塩バターフランスなんですが、やはり人気です。発酵バターをたっぷり使っているので少しあたためるだけで、溶け出して豊かな香りと味わいが口の中に広がります」

パンは常時何種類ぐらいあるんですか?

江川店長「現在は40種類ほどで、そのすべてをお店で焼いています」

大変ですね。

江川店長「リニューアルのタイミングで、オーブンなどの設備を一新したので、生産能力は上がっていますよ」

◆パンは店ごとに違うんですか?

江川店長「定番のパンやシーズンメニューは、全店共通です。定番のパンも、レシピなどが常に進化していて、カリカリチーズカレーパン220円以外に、30数種のスパイスを使用した辛さが心地いい、本格ビーフカレーパン230円が用意されるなど、多様化するお客様のニーズに合わせるようになっています」

ホワイティ梅田店の人気パンは?

江川店長「会社でのランチのために、出勤前やお昼時に購入するお客様が多いので、とくに惣菜パンがよく売れる印象です。たくさん焼けないということもあるのですが、クロックムッシュ260円は、11:00ごろにその日の予定量を売り切っている場合も。パニーニ360円も同じような理由で人気です」

ホワイティ梅田店は今後どうなっていきますか?

江川店長「まだ、リニューアルして間もないのでいろいろデータを取っているところではありますが、過去に発売したパンで人気だったものの復活など、お客様の意見に耳を傾けて喜んでいただけるようなラインナップにしていきたいと思っています」

「あってよかった!」というベーカリー

 阪急、阪神、大丸と百貨店があるため、たくさんベーカリーがあると思いがちな梅田エリアですが、朝早くや夜遅くに利用できるお店は少なめ。そんなことから平日の営業時間が7:00~22:00というヴィ・ド・フランス ホワイティ梅田店は、貴重な存在。それが、使い勝手がよくなったというのは嬉しい限り。今後のさらなる進化も含めて期待したいところです。

ヴィ・ド・フランス ホワイティ梅田店
住所/大阪府大阪市小松原町梅田地下街4-8 Whityうめだ ノースモール1
電話/06-6312-7461
営業時間/7:00~22:00、日曜・祝日7:30~21:00
定休日/ホワイティ梅田に準じる

お店の公式HP

編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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