大阪・鶴見緑地で4月30日（土）から5月4日（祝・水）まで開催のフードフェス「はらぺこCIRCUS」。現地で食べてきましたので、その注目グルメを紹介したいと思います。

ネットやSNSでクチコミ評価の高い店を集めたフードフェス「はらぺこCIRCUS」！

　4月30日（土）からスタートしたフードフェス「はらぺこCIRCUS」。関西人のクチコミから「本当に美味しい！」という意見が多かった店30店舗が出店するイベントだ。緑あふれる花博記念公園鶴見緑地で開催されており、緑あふれる開放的な芝生エリアでアウトドア気分を満喫しながら絶品グルメを味わえるのが魅力だ。入場無料なので、公園に遊びに来た人でもランチとして気軽に参加していた様子。

　取材当日の4月30日は雲一つない快晴で緑がキラキラと美しく、コロナでインドア中心の生活を余儀なくされていた人々にとっては最高のシチュエーション。

　モバイルからオーダーし、料理ができるとスマホに通知が来て取りに行くというスタイルから「行列なしで楽しめる」という点もイベントの特徴でした。ただ、この日は想定以上のお客さんが来たため、モバイルオーダーの人ですらできあがり待ちで行列することに。運営側も想定できないほど人気のイベントとなっていました。

最注目店はコレ！「肉汁餃子ダンダダン」の肉汁焼餃子

　まず訪問したのは「肉汁餃子のダンダダン」。少し前に取材したこちらのお店が大行列。

　説明させていただくと、113店舗を展開している全国的人気の餃子居酒屋が「肉汁餃子のダンダダン」。2011年に東京・調布に1号店を出店して以来瞬く間に人気となり、北は北海道、南は大分まで猛烈な勢いで出店を続けています。

　ところが、関西ではあまり知られていない。というのも、これまで関西圏に店がなく、4月9日に梅田店がやっとオープンしたばかり。

　目玉メニューはもちろん「肉汁焼餃子」。ひと口食べると、ぶ厚めの皮から旨味が凝縮した肉汁があふれる。具もまた肉たっぷり目で、贅沢感がハンパない。

　で、その店の前に来ると、イベントオープン直後なのに大行列！ これは想像以上の人気っぷり。関西人がどれほどダンダダンを待ち望んでいたかが良くわかる。

肉汁焼餃子の旨さの秘密は、名前の通りたっぷり肉汁！

「肉汁餃子のダンダダン」の肉汁焼餃子700円

　個人的には、肉汁はもちろん、この皮自体がおいしい。小麦の皮や胚芽などをすべて粉にした全粒粉で作られているのがおいしさの秘密のひとつ。餡の肉汁をしっかり閉じ込めるために厚めに作られているのですが、皮自体がおいしく食べ応えがいいのも魅力です。

　餡の豚肉は粗挽きで、しっかり肉の歯ごたえを感じことができるのもうれしい。野菜はキャベツ＆ニラで、肉の旨味を邪魔せず、かつシャキッとした歯ごたえ。爽やかな風味を絶妙に加えています。

　もちろん缶ビール400円も注文していましたが、この餃子とビールとの相性のよさは格別。

ほかにも個性的なメニューがズラリ！

　肉汁餃子だけでなくほかにも魅力的なメニューがそろっています。そこでいくつか気になる料理をオーダーしてみました。

「伊勢海老鍋いろは」の「伊勢海老とマンガ肉のBBQ串」1500円

　おそらく見た目的なインパクトでは参加店イチだと思われるのがこのBBQ串。店自慢の伊勢海老はもちろん一辺4～5cmはあろうかというサイコロ肉もあって1,500円。食材のコストを考えるとかなり良心的かも！

「バッテンよかとぉ」の「異様にウマいもろこし揚げ」2本入り500円

　大阪・天満にある博多串焼きで人気の居酒屋からは、とうもろこしの唐揚げが。甘いコロモをつけて揚げているようですが、これがハマる味わい。メニュー名に負けてしまい「ウマい！」と声が出ました。こちらはビールにもよく合いました。

「炭火焼肉たむら」の「炭火焼肉たむらのハンバーガー」ポテト付き焼肉セット1,200円

　いわずと知れたたむらけんじさんがオーナーを務める「炭火焼肉たむら」からは、真っ黒なハンバーガーが登場。バンズに炭を加えているともうのですが風味もよく、肉もしっかりしていてこちらもおいしかった。

個性的なメニューはお店でも味わえる！「肉汁餃子のダンダダン」は、イベントで食べ逃しても梅田でも

　「バッテンよかとぉ」は天満、「焼肉たむら」は蒲生本店ほか、たくさんあるように、今回出店しているお店は関西圏に実店舗がありそちらでも個性的なメニューが食べることができます。おすすめの「肉汁餃子のダンダダン」も、以前も記事で書いていますが、梅田にできたばかりのお店でも提供。

　中国料理からのアプローチではない、アルコールにあう餃子は、一度お試しすることをおすすめします。