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【大阪・天満】21年11月に開店!生キムチや肉たく、しゃぶロースなど、革新メニューがお値打ちな焼肉店

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

2020年8月の本店に続き、早くも2021年11月に2号店がオープンした焼肉店

 2021年11月1日にオープンした「肉の天満屋 神楽亭」。焼肉をメインにしつつも、個性的な肉料理が楽しめることからSNSなどで火が付き話題になっています。こちらのお店で新メニューを含めた試食会があったので参加してきました。

 お店があるのは、天神橋筋商店街内。JR天満駅から歩いて2分かからないくらいの好立地。

 お店は1階がカウンター席のみの13席。

 2階はテーブル席になっています。

 アクリル板で仕切られたカウンター席は、ほぼ2人に1つガスロースターが用意されています。

焼肉だけでなく、個性的な肉料理がそろう

 メニューの前にドリンクを注文。サッポロ系のアルコールドリンクが充実しています。

 焼肉なので、迷わず生ビール(中)604円をオーダー。サッポロの黒ラベルです。

 ちなみに2杯目は生搾りレモン酎ハイ604円を注文。甘くないタイプのチューハイだったのでレモンの酸味がしっかり楽しめ、料理とよく合っていました。

絞り込んだ焼肉メニューと個性的な肉料理

 本店もこちらも黒毛和牛のA5ランクの雌(メス)牛のお肉にこだわっているのが大きな特徴。赤身はカルビ、ロースに絞り込み、タンやハラミなども含めホルモンを充実させています。また、個性的な肉料理もラインアップ。

 今回試食させていただいたメニューを紹介します。

生キムチ658円

 リピーターの多い前菜がこの生キムチ。みずみずしい白菜の白い部分だけを使用し、オーダーを受けてから特製だれをあえます。

 白菜を包みこむのは、カニのキムチであるケジャンのようなタレ。最初に甘さを感じさせたあとから、ピリリと唐辛子の辛みが来ます。また、白菜のパリパリという食感も斬新。

肉たく988円

 『九州のたまり醤油を合わせた甘めの酢飯に、レアに炊き上げた腕肉とたくあんを合わせ、仕上げに国産ブランド鶏玉子「ルビーの瞳」をトッピング。お肉とたくあんの食感や味わいのコントラストも楽しい一品です。肉の天満屋神楽亭』公式Instagramフォロワー限定のメニュー。

ハツ刺し878円

 鮮度抜群のハツを大ぶりにカット。ハツ刺しのために作られた、濃厚な特製醤油に浸されて提供されます。

 臭みなどがまったくないハツは、レバーとの中間のようなコリコリとまではいかない、プリプリとした食感が心地よく、コクのある醤油と好相性。少しだけカラシを付けると最高の味わいです。

トロてっちゃん878円

 天満屋の看板メニューのひとつ。上質なホルモンのてっちゃん焼肉ですが、「洗い出汁(ダシ)」と書かれたおちょこが付いています。

 しかもてっちゃんをよく見ると「魔法の粉」と呼ばれる旨味のたっぷりの粉末がかかっています。

 焼き上がったてっちゃんを、おちょこに入ったダシにくぐらせて食べるのが天満屋流の食べ方。臭みのまったくないてっちゃんは魔法の粉の効果もあって旨味が強め。ダシにつけることで脂を落として食べるのですが、浸ける時間で好みの脂感に調節できますし、ダシにはすだちが使われているので、口の中がさっぱり爽快な状態でフィニッシュできます。

A5ランク雌牛 サーロインの肉 手巻き寿司 2,198 円

 6月からの新メニュー。A5雌牛サーロインを使用した肉手巻き寿司に、それぞれ牡蠣、ホタテ、鰻をトッピングした3巻を特注木皿にのせて提供されます。8月31日までの期間限定の豪華な肉寿司セット。

 ホタテとイクラの組み合わせなど、3種とも贅沢な味わいで、どれも捨てがたいのですが、たくあんのアクセントもよかった鰻とサーロインが個人的には最高のペアでした。

しゃぶロース(卵黄)1,098円

 大判のロースをスライス。大根おろしと卵黄が入った特製のタレと一緒に登場します。

 霜がしっかり降ったロースを鉄板でサッと火を通します。

 焼き上がったロースは見た目以上に厚さがあるのでボリュームも十分。お肉を卵黄&おろしダレと絡めて食べます。そのまま食べる前に…。

銀シャリ(1~2名様分)658円

 こちらも天満屋の看板メニューのひとつである「銀シャリ」。焼肉に合わせるごはんにこだわり、30分かけて土鍋で炊かれた物が出てきます。米もその時のよいものがセレクトされていて、この日は北海道産のゆめぴりか。

 粘りが強い土鍋炊きごはんは粒が立っていて、つやつや。

 ということでしゃぶロースをオンザライス。お肉の脂の甘味や卵黄の旨味が加わって、予想を上回るおいしさでした。

 ちなみに生キムチとごはんもめちゃうまでした。

リーズナブル価格で焼肉が楽しめる!

 今回は、試食会ということもあって、看板メニュー的なものばかり食べさせてもらったので、お高めなものが多かったのですが、カルビ768円や赤身ハラミ988円のほか、ハツやツラミも768円とお手ごろ。個人的には、生キムチ、しゃぶロース(卵黄)、ごはんはマスト。贅沢なものばかりを注文しなければ、1人5,000円くらいでいけそうな気がしますので、ぜひ楽しんでいただきたいです。

肉の天満屋 神楽亭
住所/大阪府大阪市北区天神橋4-11-10
電話/06-6809-2933 
営業時間/11:30-15:00(L.O. 14:30)、 17:00-23:00(L.O.22:30)
定休日/なし(年末年始のみお休みの場合あり)
席数/41席(1階カウンター席13席、2階テーブル席28席)
交通/JR天満宮駅から徒歩約2分

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編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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