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【大阪・天満】ぷらら天満横にできた新スタイルのホルモン店で楽しむ斬新メニューを味わった!

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

ぷらら天満北側の裏天満に現れたホルモン酒場!

 野菜や精肉など食品や食品関連の店が50店以上入居する天満エリアのランドマーク「天満市場・ぷららてんま」。そのすぐ北側の路地が連なるエリアは「裏天満」と呼ばれる飲み屋街となっていて大阪の酒場好きからよく知られています。7月15日、この一画にオープンしたのが「豚足ホルモン 小林商店」。

 赤身よりホルモン派であり、かなりの豚足好きなので行ってみました。

 場所は、JR天満駅から北へ3分ほど。水曜日の21時過ぎでしたがかなりにぎわっていました。赤いテント看板がレトロな酒場感を演出しています。

 外のテントや看板同様、赤が基調の店内には6名ほどのカウンター席。

 もちろんテーブル席もあります。

 外にも席があり、横丁感を満喫できます。

酒場好きを刺激するドリンクの数々!

 生ビールがサッポロ黒ラベルで、ハイボールがデュワーズ、ホッピーがあってキンミヤのウーロンハイがあるという酒場好きにはベストなドリンクをそろえています。

 ファーストドリンクは生中550円。

 セカンドドリンクは、ホッピーセット(白)500円、あとで、追加なか(キンミヤ)焼酎200円も注文しました。

個性的なホルモン焼肉と豚足が楽しめる!

 名物は、生ホルモンユッケ1200円と名物豚足(2個)500円。さらに、ホルモンの鉄板焼きが用意されています。 

 ということで、オーダーしたのが豚足(2個)500円。ぷるんぷるんのほろほろ、大好きなタイプの味と食感です

 そしてこちらが焼き豚足(2個)550円餃子のような薄いパリパリとした羽根付き。実はこの羽根ですが、豚足のスープのコラーゲンが焼かれてできあがったものだそうです。この羽根が旨味があってほどよく香ばしいので、ビールのアテにぴったり。

 羽根を破って食べるとその下には、香ばしさが加わったぷるんとした豚足が。

 次に登場したのが、焼き肉のコウネ1,000円。広島ではメジャーなコウネですが、関西ではブリスケや前バラと呼ばれています。

 首に近い胸肉といったところでしょうか。弾力のある独得の食感で噛めば噛むほど旨味が口の中に広がります。また、脂の部分の旨さがバツグンです。サービスのキャベツ&ねぎと一緒に焼きます。

 向かって左側がシビレ(胸腺)800円で右側がコリコリ(大動脈)800円。それぞれ違った弾力のある食感と旨味。

 手前のニンニク250円でさらなる旨さが加わります。少し熱の加わったニンニクは最高の調味料。キムチ300円を注文して一緒に焼くのもおすすめ。

 そしてもうひとつの名物メニュー 生ホルモンユッケ1,200円。生ハラミ、生タン塩、生センマイ、ハチノス、ハート刺しに、テーブルでだしをかけるのが特徴のひとつです。

 だしをかけたホルモンを卵黄と一緒に混ぜ合わせます。魚介系のだしとホルモンの旨味が合わさって絶妙なおいしさ。それぞれの食感や旨味にさらなるおいしさかが加わります。ホルモン好きにはたまらない逸品。

 そしてシメにおすすめされたのがラーメン650円。ルックス的には、博多風の豚骨ラーメンですが、こちらのスープは豚足。豚骨よりさらにコラーゲン的な粘りを感じさせるスープは、甘さもありまた違ったおいしさ。

 細麺ですが、コシが強めの麺のチョイスもよく合っています。

 ラーメン用のスープとは違いますが、豚足のスープは無料。

 おなかいっぱいになったのですが、調子にのって鉄板焼きそば(玉子付き)650円も。こちらも細麺がタレの旨味をまとい、めちゃ旨。

 どれもがしっかりした濃厚なおいしさで、ロケーションに合ったいい意味で庶民的な飲みの楽しみを感じさせてくれるお店でした。翌2時まで営業しているので、はしご酒のシメのラーメンや焼きそばを食べるだけでも満足できそうな気がします。

豚足ホルモン 小林商店

住所/大阪市北区池田町6-1

営業時間/17:00~翌2:00

     日曜15:00~24:00

定休日/無休

交通/JR天満駅から徒歩約3分

編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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