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【大阪・心斎橋】ジワジワくるスパイス感が心地いい! 3年連続ミシュランガイドに掲載されるカツカレー

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

オープン4年でミシュランガイドに掲載!

 今回紹介したいのは、2022年10月7日に発売された「ミシュランガイド京都・大阪 2023」にビブグルマンで掲載されている「渡邊咖喱」。2016年4月、西梅田にオープンし、2020年に初掲載されたカレー店です。本店を紹介しようと思ったのですが、今回は比較的に利用しやすいほぼ同じメニューの心斎橋店をご案内。クセになる味わいのスパイスカレーを紹介します。

 お店があるのは、心斎橋駅③出口から徒歩5分ほど。心斎橋筋北商店街を北に上がり、50メートルほど東に入ったところです。

 「渡邊咖喱」と書かれた大きな看板が目印です。

 お店があるのは2階。

 大きな窓があるため明るい店内には、カウンターのほかテーブル席があります。

 カウンターはスッキリ。

お店を人気店にしたきっかけはスパイスとんかつカリー!

 ベースのルーとして、チキンカレー、羊のドライキーマ、黒咖喱 の3種のルーを用意。あいがけなどがそろっています。

 トッピングもありいろいろアレンジできます。

スパイスとんかつカリー1,300円

 渡邊咖喱の人気ナンバーワンメニューが、このスパイスとんかつカリー。注文時にルーの辛さ(中辛or辛口)、ライスの量(大or中or小)が選べます。中辛で、ごはんは中ににしました。また、パクチーのありなしも聞かれます。

 トンカツがのっていることもあり、遠目に見ると欧風カレーのように見えますが、チキンカレーにほうれん草のペーストを合わせたルーはとろみが一切なくサラサラです。このルーですが、鯛と鶏の和だしがベースになっているので、骨太な旨味が特徴。スパイスの風味を感じますが、辛さはすぐにではなく、ジワジワと遅いスピードでやって来ます。

 食べ終わりに気がつけば頭のてっぺんから汗が立ち上るような、体がぽかぽかしてくる辛さを感じます。

 アーリーレッドのピクルスなどは、一緒に盛られています。

 パクチーは、ルーの風味の層を厚くしてます

 ターメリックライスは、パラリとかために炊かれ、ルーとの相性が最高。

 粉チーズがブレンドされた微粉パン粉で揚げられたトンカツは約150gとかなり大きめで肉厚。

 よく見てほしいのですが、衣が限りなく薄く、肉はうっすらとピンクが残る絶妙な熱の入り具合です。食べてみればわかるのですがやわらかながらもほどよい弾力があり、カレーライスのトッピングという枠を超えてトンカツとして高い完成度。サクサクの衣とやわらかな身のコントラストをぜひ体感してみてください。もちろん、トンカツとルーの相性もバツグン。

本店は西梅田、8月に3号店もオープン!

 スパイスとんかつカリーはテイクアウトも可能で、カツとルー、ライスがそれぞれ別の容器に入っていて、持ち帰ってもお店に近い味が楽しめます。

 ミシュランガイド掲載の本店は、OsakaMetro西梅田駅のすぐそば、ドージマ地下センターの最寄りの出口から1分ほどの好立地。心斎橋店は2階ですが、本店はビルの3階になります。

 また、今年の8月16日に3号店となる同心店がオープン。帝国ホテル 大阪のすぐそばで、JR大阪天満宮駅から徒歩8分ほど。最新店でもスパイスとんかつカリーなど、本店や心斎橋店と同様のメニューが楽しめます。

渡邊咖喱 心斎橋店(わたなべかりー しんさいばしてん)
住所/大阪市中央区南船場3-8-11 心斎橋元村ビル2F
電話/06-6243-8788
営業時間/ 11:30~14:00(L.O、18:00~21:00(L.O.)
     [土曜・祝日] 11:30~16:00(L.O.)
     ※売切れ次第終了
定休日/日曜+不定休
アクセス/OsakaMetro心斎橋駅③出口から徒歩約5分

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★11月11日(金)~13日(日)、JR大阪城公園駅前で渡邊咖喱など10の人気店が参加するカレー食フェス開催★

「大阪城 極上カレーストリート」

編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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