Yahoo!ニュース

【大阪市・扇町】スケジュールがあえば絶対お得! 月曜の昼しか営業しない幻のそば屋の850円ざるそば

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

週一営業の幻の蕎麦店!

 今回紹介したいのは、OsakaMetro扇町駅徒歩5分ほどの場所にあるそば屋さん。天神橋筋商店街と阪神高速の間のオフィス街にあります。

 ビルやマンションの間のポツンと一軒家。

 かなり見つけづらく、飛び出し坊やの横に置かれた看板が目印です。

 こちらが今回紹介したい「渡辺料理研究所」。毎週月曜日の11:30~15:00のみしか営業しないという食べるハードルの高いお店です。

 民家をリノベーションした店内は、6〜8名ほどが座れるようになった大きなカウンターが印象的。

 ゆったりと作られた開放的な空間なのですが、広い厨房の奥に週一営業の秘密がありました。こちらの建物ですが本来は建築事務所。本業の建築の仕事のあい間に営業されているそば屋さんなのです。そのため、建築関係の雑誌や書籍がズラリ。

 設計事務所ということで、箸や箸置き、グラスなどもスタイリッシュ。

そばと一品のみのストイックなメニュー構成!

 こちらのメニューですが、ざるそばと一品。さらに限定のそばが用意されています。あと、日本酒。

ざるそばと一品1,000円

ざるそばにごはんものが付いたセットメニューにしました。

 この日は茨城県日立市の新そば。十割タイプで盛りがいいほうだと思います。

 麺の味わいを邪魔しないシャープですっきりとしたつゆ。甘くないのが好印象。

 細めでランダムな太さの麺は、少しごわっとした食感。つゆをつけてすすると絶妙な良さのコシを感じます。

日替わりの一品(ごはん)はお得!

 ざるそばが単品で850円なので、150円相当で味わえるのが一品のごはんメニュー。これがなんとも美味。

 ごはん上にのっているのは、ほどよい塩味の柚子味噌。この柚子味噌がめちゃ旨。柚子をそのまま口にしたような香りが楽しめます。

 ほかにも、こりこりとした歯応えが楽しい塩揉みしたダイコンやブロッコリースプラウトもトッピング。ごはんは自家製だしで炊かれたものです。

最初から最後まで抜かりなし!

 シメはそば湯。訪問時は14:00ごろだったので、そば湯も濃厚。スッキリとしたつゆとの好相性。

 最初に出される冷たいお茶もそば茶など、最初から最後までそばを楽しんで、しっかり満腹になれました。

 ごはんではなく日本酒を頼めば、昼酒も楽しめます。月曜のお昼に時間が空いていれば訪問して欲しい店のひとつです。

渡辺料理研究所
住所/大阪市北区末広町2-8
電話/090-9993-5487
営業時間/11:30~15:00
休日/火曜〜日曜
交通/OsakaMetro南森町駅から徒歩約7分、扇町駅から5番出口から約徒歩5分

お店のInstagram

★南森町・大阪天満宮のおいしいお店★

【大阪市・南森町】商店街で発見した冬の定番、大盛り豚汁定食は満足度バツグンでした!

【大阪市・南森町】大阪天満宮の目の前でフルーツをたっぷり感じる豚生姜焼きを発見!

【大阪市・南森町】大阪天満宮のすぐそばで発見! だしの風味がズドンと来る、そば屋の正統派カツカレー

【大阪市・南森町】8個で200円!訳ありが過ぎる激安パン自販機を南森町で発見!!

【大阪市・南森町】西天満の肉ダイニングでガッツリ系ステーキランチを食べてきました!

【大阪市・南森町】マグロ丼が充実する南森町駅近の海鮮居酒屋でまぐろ3色丼を食べてきました!

【大阪市・南森町】南森町駅近の日本酒居酒屋で500円の破格値ネギトロ丼ランチを食べてきました!

【大阪市・南森町】コスパ最高!オフィス街の隠れ家牛鍋店でボリュームたっぷりの煮込み定食

編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

高田強の最近の記事