人気立ち飲みがひしめくカンテレ前の天神橋筋沿い！

　今回、ランチをいただいたのは、商店街ではない府道のほうの天神橋筋沿いに、12月20日オープンしたスタイリッシュな立ち飲み。試食会に参加して看板メニューとして用意されたおでんだしのうどんが意外なおいしさだったので紹介したいと思います。

　お店があるのは、天神橋筋沿い。テレビ局のカンテレやJR天満駅に近いこのエリアには、コンパクトな間口の店が多いのですが、数年前からそのコンパクトさを利用したような立ち飲み店が少しずつ増えています。特におしゃれなタイプの店が多く、なかには「スタンドアネロ」や「松乃井食堂」など、連日満杯になっている店も。

　そんな、注目エリアにオープンしたのが、「シン・コバチ炎（ほむら）-串とおでん -」。昼と夜で名前が変わるのですが、今回紹介したいのは、昼バージョンの「おでんとうどん炎（ほむら）」。

　こちらが今回紹介したい「おでんとうどん炎」の店内。オールスタンディングで、入ってすぐがキッチンを囲むカウンターになっています。

　メインカウンターの後ろも幅が狭いのですがカウンター。

　カウンターの上には、割りばしのほか、醤油、柚子胡椒、七味が。

おでんとうどんを楽しむランチ！

　ランチタイムに楽しみたいのが、おでん。165円のたまごやこんにゃく、焼きとうふなどから、550円の牛すじまで常時20種ほどそろえます。

　こちらのおでん大きな特徴がだし。カツオと昆布をベースにしていますが、牛すじと豚をたっぷり使用することで、動物系の旨味が加わっています。個性的なおでんを少しつまんでみました。

じゃがバター 275円

　おでんの超定番であるじゃがいもは崩れる少し前のいい感じのだしのしみ込み具合。さらにバターをひと片のせています。もちろん、想像通りのおいしさ。動物性のおでんだしとマッチしています。

たこみぞれ440円

　おでんのタコといえば、じっくり煮込まれたやわらかなイメージですが、こちらのタコはコリコリの弾力が魅力。それをダイコンの鬼おろしとともに提供します。

　タコと鬼おろしの食感のコントラストが楽しいのですが、だしとおろしの組み合わせも絶妙。日本酒が欲しくなる味わいです。

　おでんもおいしいのですが今回の目的はうどん。かけうどん418円からあります。

　トッピングも充実しています。

炎肉玉うどん1,405円+とうめし385円　

　一番ぜいたくな炎肉玉うどんに、お店おすすめのとうめしをプラスしました。

　おでんうどんには、豚角煮、だし巻き、牛すじがトッピングされています。

　スープの味ですが。前半はかつおなどの和だしの風味で、後半に豚や牛すじの旨味を感じるようになります。最終的には、複雑な旨味が組み合わされたおでんらしい味わいの余韻。動物系の旨味が強いのでしっかりとしたコクを感じるのも特徴です。

　麺はかなり太めの平打ち。大阪スタイルの少しやわめ食管ですが、想像していた以上にのど越しよく好印象。

　甘い風味が特徴の栗豚の角煮は、ぷるぷるの脂身と歯切れのいいボディで食べごたえバツグン。しかもたっぷり150グラム分。

　卵3個分を使って焼いた分厚いだし巻きは、だしとしっかり絡んでジューシー。

　牛すじは、肉の良さがはっきりわかる上品な味わい。ぷるぷるの部分と旨味の強い身の部分のどちらもおいしい。

　贅沢な気分になれる一杯です。

セットにぴったりなおでんだしの炊き込みご飯！

　だしめし275円、ぶためし550円もあるのですが、お店のおすすめはおでんのとうふがのった、とうめし。

　ごはんは、おでんだしで炊いた炊き込みごはん。やさしいおでんの風味が楽しめます。

　ある程度ごはんを食べて、うどんのだしをかけておじやにするのがおすすめ。

　さらに、柚子胡椒をプラスすると旨さ爆発。少し甘味を感じるだしの旨さをパワーアップさせます。

おでんうどんらしいメニューもおすすめ！

　炎肉玉うどんは「さすがにぜいたくすぎるよ！」という方におすすめしたいのが、価格がお手ごろなおでんうどん748円。

　麺とだしは同じで、串刺しのおでんがのっています。ボリュームもたっぷり。

　お昼はおでんとうどんだけでなく、おでんをベースにした一品メニューをラインアップ。

　プレミアムモルツの生中が429円で飲めますので昼飲みをたのしむのもおすすめです。

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