カウンセリングと薬物治療
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
本当はカウンセリングを受けたほうがいいのに、
薬物治療しかしていない人が大勢いらっしゃいます。本当に大勢いらっしゃいます。
本当は薬物治療をしたほうがいいのに、カウンセリングおよびサイコセラピーしかしてらっしゃらない人が、数は多くありませんが、いらっしゃいます。
私は、薬物を飲まれたほうがいい人に対しては、そのことを正直にお伝えしています。薬物治療のほうが精神・心理療法より効果的にも関わらず、自分1人でクライアントを抱え込むのは、カウンセラーとして不誠実だと思うからです。
病院を勧めるとショックを受ける人がいるのですが、重症だからという理由で、私は病院を勧めているわけではありません。心因性ではなく内因性の精神障害である可能性が高いから、病院に行くことを勧めているのです。
「カウンセリングルームは症状が軽い人がいくところ、病院は症状が重い人がいくところ」という考え方は誤りです。
病院に通い続けているのに、なかなか症状が改善されない方、カウンセリングルームに通い続けているのに、なかなか症状が改善されない方は、ぜひ、精神医学に詳しいカウンセリングルームをお訪ねください。
ちなみに私は、「薬は、依存することなく、忌み嫌うことなく、上手に利用するものだ」と思っています。そんな私は、薬肯定派の人からは【薬否定派のカウンセラー】、薬否定派の人からは【薬肯定派のカウンセラー】だと思われているようです。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。