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心理カウンセラーが教える【聴き上手になる方法】および【聴き上手になるための6つのテクニック】

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

聴き上手になる方法

私(竹内成彦)は、これと言った特技は持ち合わせていない男なのですが、子どもの頃から、「竹内は、話を聞くのが上手だ」とは、言われ続けてきました。中学・高校の頃は、恋愛相談に乗る機会が多かったですし、友だちからは「竹内の前だと何でもしゃべっちゃう」とよく言われたものです。

さて、聴き上手になる方法ですが、コツは、「相手に暖かい関心を寄せる」です。これ以上の極意はありません。もちろん聴き上手になるための細かいテクニックはありますが、相手に暖かい関心さえ持っていれば、大抵は上手くいきます。

よくある奥さんの悩みですが、「夫が自分の話を上手に聴いてくれない」というのは、旦那さんが奥さんに関心がないからです。同じく、「妻が自分の話をしっかり聴いてくれない」というのは、奥さんが旦那さんに関心がないからです。

つきあっていた頃は、彼氏に興味があった女性でも、結婚して、子どもが生まれれば、子どもに関心が向かい、夫に関心が向かなくなります。だから、奥さんは旦那さんの話を上手に聴けなくなってしまうのです。

覚えておいてください。聴き上手になる最大の秘訣は、話し手に暖かい関心を持つことです。これ以上の秘訣はありません。

多くの方が聴き上手になれないのは、自分に関心があり過ぎるからです。相手が喋っている時、「そうは言うけど、自分はそうは思わないな」とか、「こんなこと言ったら相手に何て思われるかな」など、自分に関心が向いているようでは、人の話を上手に聴けるようになる筈がありません。

もう1度言います。
聴き上手になる方法は、何と言っても、相手に暖かい関心を持つことです。

聴き上手になるための6つのテクニック

続いて、聴き上手になるための、具体的なテクニックについてお話させていただきます。

1番目は、「私はあなたに関心がありますよ」という表情をすることです。出来れば、相手の目を見たほうがいいのですが、視線を合わせるのが苦手な人もいますので、このあたりは無理しないほうがいいかと思います。

続いて2番めは、頷く(うなずく)ことです。相手の話に頷く。傍から見ていて、少し大げさなぐらい頷いたほうがいいです。時に浅く、時に深く、時に細かく、時に大きく、しっかり頷きましょう。

続いて3番目は、優しい声で、テンポ良く、相槌を入れることです。「うんうん」とか「へぇー」「なるほど」「それで」など、相手が話しやすくなるよう、相槌を打っていきましょう。

続いて4番目は、時に繰り返しを入れることです。話し手が「今日は疲れちゃったよ」と言ったら、「疲れちゃったんだね」と繰り返しましょう。そうすれば、話し手は「聴いてもらっているなあ」という感覚を持つものです。ただし、くり返しは、やり過ぎはダメです。オウム返しばかりしていると、話し手は馬鹿にされたような気持ちになってしまうからです。

続いて5番目は、要約・明確化をいれることです。ここはちょっと難しいです。相手の話をしっかり聴いていないと出来ないことでもあります。コツは、「つまりあなたは、相手から酷いことをされたので、怒れちゃったんだね」等ど、相手の気持ちをひとことで言い表すことです。

続いて6番目は、相手がさらに話したくなるような質問をすることです。ここで肝心なのは、質問は、自分が聞きたいことを聞くのではない…ということです。相手が話したいことを質問する…ということです。質問は難しいですが、よく話を聞いていれば、相手は何が話したいのか、わかるようになります。

というわけで、今日は、「聴き上手になる方法」と「聴き上手になるための6つのテクニック」について、お話しさせて頂きました。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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