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もとジャニーズの代表であるジャニー喜多川氏を通して、性依存・性嗜好異常・性嗜癖障害を考える。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

昨日、私は、もとジャニーズ代表、ジャニー喜多川氏の性加害を止める3つの方法を【現役プロ心理カウンセラー】が語る。 の中で、ジャニー喜多川さんの性嗜好異常は、「こころの改善」と「環境の改善」だけでは治らないと言いました。

次にやること、最後は、「脳の改善」です。

私は、ジャニー喜多川氏は、ジュニア(男の子たち)を見たら、理性がぶっ飛ぶ人だと見ています。私は、ジャニー喜多川氏は、ジュニア(男の子たち)を見たら、動物脳が活発に活動し、人間脳の活動を阻害するようになる人だ…と見ています。

私たちだって、酸っぱそうな梅干しを見たら、自然に口の中に沸く唾液が止められないと思います。それと同じように、ジャニー喜多川氏は、ジュニア(男の子たち)を見たら、手を出すのが止められないのだと思います。

正に、「条件反射」と言っていいと思います。

じゃあ、ど「うしようもないのか? 防ぎようがないのか?」と言うと、そんなことはなく、ここに、条件反射制御法という有効な方法があります。

やり方は、4ワード4アクションです。
1.「私は」と言って、胸を軽く、擦るか叩く。
2.「今」と言って、利き手の親指を握りながら拳を作る。
3.「性嗜好異常は」と言って、利き手の親指を立てる。
4.「やれない」と言って、また利き手の親指を握りながら、拳を作る。

上記の作業を1日に何度もくり返し、悪しき条件反射を制御していくのです。
そうすれば、性嗜好異常は、徐々に力を失っていきます。そう、上記の方法は、頭ではなく、身体に覚えさせるのです。

上記の方法、条件反射制御法は、大変に有効な方法です。
「効果がない」とおっしゃる人は、何度も繰り返す…という地道な作業および練習をしていない人だと思います。
自分自身の人間脳が冷静に活動している時に、繰り返し、条件反射制御法の練習を行い、ある条件に出会っても、反射行動を起こさせないようにしていきましょう。それが大切です。

尚、条件反射制御法については、何冊か書籍も販売されていますので、興味がある方、もっと詳しく知りたい方は、どうぞそちらをご覧ください。
※ 私(竹内成彦)が書いた本ではありません。

以上、「性嗜好異常は、『こころの改善』と『環境の改善』『脳の改善』で治す」でした。

それから、これは、もっと最初に言っておくべきだったかもしれませんが、
脳を改善するためには、
1.十分な睡眠時間を確保する。
2.適度な運動をする。
3.身体に良くない物を食べず、身体に良い物を適量食べる。

ことが大切です。

上記のことをしっかり守れば、動物脳の暴走を抑えることが出来、人間脳(理性を司る)がしっかり働くようになります。

さて、長々と、3日間に分けて、ジャニー喜多川氏の性嗜好異常についてお話してきた私ですが、ぶっちゃけ、実際は、どんな方法を使っても、性嗜好異常は、治るものではありません。でも、人様に迷惑をかけない程度には、抑え続けていくことは出来るようになります。

大切なのは、自分の性嗜好異常とは、上手につきあっていき、人様に迷惑をかける形で行動化しないことです。

ギャンブル依存もアルコール依存も、今日話した性依存も同じです。
寛解(やらない状態)あって、完治なし です。

繰り返します。己の欲を満たすことは大切ですが、自分や人様に迷惑をかける形で、己の欲を満たそうとしないことが重要です。

この記事をお読みのあなたが、いついつまでも、自分の欲を適度にコントロールできる状態を維持し続けられることを祈って、私の話を終わりにしたいと思います。

私は、たまたま、お酒が、「正気を失うほど好き」というわけではありません。
私は、たまたま、ギャンブルが、「借金を抱えるほど好き」というわけではありません。
私は、たまたま、性が、「自分を見失うほど好き」というわけではありません。
そんな私(竹内成彦)は、つくづく、しみじみ、幸運だったなあ…と思います。

私は、上記、「飲む、打つ、買う」が、たまたま、メチャクチャ好きな人は、さぞ過酷な人生を送っているだろうなあ…と推測いたします。他の人が背負っていない荷物を余分に背負わされている感じになっている訳ですから、私がそう思うのも無理ないことです。

嗜癖を抱えてらっしゃる方は、自分に与えられた試練を、人の助けを借りながらでもして、どうぞ最後まで生ききってください。
私は、あなたが、自分の人生や他人や社会や神様を恨むことなく、幸せに生きていかれることを心から祈っています。

最後に、「本当のあなたは、あなたが考えるような小さな人間ではなく、もっともっと大きな、何倍も何十倍も大きな、そんな人間である」と伝えて、今日の記事を終わりにしたいと思います。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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