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【人から非難・批判された場合の対処法】を打たれ弱い現役プロ心理カウンセラーがお教えいたします。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「人から非難・批判された場合の対処法」というテーマでお話しいたします。

世の中には、人を非難したり、人を批判したりするのが大好きな人がいます。
「なぜ彼らは、そのようなことをするのか?」と言うと、人を非難したり人を批判したりすると、一瞬、自分が賢く偉く強くなったような錯覚に陥るからです。

そう、人を非難・批判するというのは、
もっとも簡単に出来る、自己肯定感の上げ方、パワー欲求の満たし方、なのです。

よって、人から非難・批判された場合は、基本スルーでいきましょう。
自分に非がある時は、素直に謝り、改めるべきところは改めて、あとはスルーです。

「相手の自己肯定感アップに協力してやった」「相手のパワー欲求を満たしてやった」と思って、素早く忘れましょう。何度も何度も自分で思い出すことなんかないです。非難・批判したほうは、とっくの昔に忘れているわけですから、自分1人で心傷ついていることなんてないです。

スルーする、見過ごす、忘れるに限ります。

と、偉そうに言う私も、なかなかスルー出来ません。ユーチューブにバッドボタンを押されただけで、気持ちが凹みます。そしてそれをいつまでも引きずります。

でも考えてみて下さい。
例えば、昨日のプロ野球の試合。負けチームの監督を、いろんな人がいろんな所で、非難・批判しています。監督と無責任なファン、どちらが立派でしょうか? どっちがカッコいいでしょうか? あなたはどちらの立場になりたいでしょうか?

私も、本を書いたりブログを書いたりユーチューブをやったり、こうしてヤフーニュース記事を書いたりしているので、いろんなところで、あることないこと陰口を叩かれます。ええ、そんなこと、いちいち気にしてられません。気になるものですか! 気になるけど…。
これからも私自身、どんどんスルー力(りょく)を鍛えていこうと思います。

というわけで、今日は、「人から非難・批判された時の対処法」というテーマでお話しました。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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