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「ストレスは絶対になくしてはいけない!」←その理由を精神医学に詳しい心理カウンセラーが解説します。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

人は、多すぎるストレスを抱えると、心病んでしまいます。
逆に、少な過ぎても、生活にハリを失い、人生がつまらなくなってしまいます。
よって、人生には、スパイス程度の、適度なストレスが必要なのです。

この記事をお読みの皆さんには、ぜひ覚えておいてください。
「人間、ストレスが多過ぎても少な過ぎても、死ぬ。」ということを…。

ストレスの対処法は3つです。3つありますし、3つしかありません。
① 環境を変えるなどして、ストレスをなくす。
② 自分の認知を変えることにより、ストレスをストレスと感じなくする。
③ ストレスはストレスとして置いておいて、気分転換に励む。

 ↑ ↑ ↑

上記のことを少しだけ補足説明します。
① 会社が嫌だったら、会社を辞める。
② 会社は、自分を鍛える場所だと思い、積極的に立ち向かっていく。
③ 会社で働いている時間以外の余暇の時間を充実させる。

私(竹内成彦)は、25年以上前に、サラリーマン(普通の勤め人、雇われ人)を辞め、心理カウンセラーとして独立開業したわけですが、今は上司もいなくて、自分の好きな時間に好きなだけ働いて、自由に楽しくやっています。そう、私の生活というか仕事は、基本、ノンストレスなのです。

そんな私は、「これじゃぁ、いかん」とばかりに、数年、数十年前から、積極的に身体を鍛えるようにし始めました。いえ、私は特別、身体を動かすのが好きな訳じゃあありません。基本は、インドア派です。
私にとって、運動はストレスなのです。特に、自分を追い込む筋トレは、強烈なストレスです。ストレス以外の何ものでもありません。だから、いいのです。

もしも私が筋トレをやめてしまったら、私の大好きな心理臨床が、ストレスとして浮上して来るでしょう。「ああ、あのクライアントが、また来るのか…」「ああ、今日は〇〇さんが訪ねて来るのか。なんか憂鬱だなぁ」とばかりに…。

だから私は、ストレッサー(ストレスの元)である筋トレをし続けているのです。
私は、私の大嫌いな筋トレを続けている限り、他のものがストレスになることは考えられない…と思っています。

私が、「良質なストレスは、絶対になくしてはいけない!」と主張するのは、上記の理由からです。

いつでも、自分の好きなタイミングで、ストレスである筋トレをやめられる環境に身を置いている私は、「何て幸せ者か?」と思います。本当にありがたいことです。それもこれも、この記事を読んでくださるあなたのおかげ、そして私のカウンセリングを利用してくれるクライアントのおかげです。

ちなみに、筋トレは、腹筋ローラーが1番です。やり始めて直ぐ、数十秒と経たずに、私の腕や腹筋に負荷がかかり、私の筋肉がヒクヒクしてくれます。
ただし、腹筋ローラは、使用に気をつけて…。←下手すると腰を痛めてしまう可能性があるので、要注意です。

最後に、私のお腹は、板チョコのように6つに割れています。←軽い自慢です。
でも、体型維持は、筋トレのおまけのようなものです。
私の筋トレは、私のメンタルを鍛え整えるためにやっているものです。

【追伸】
「ただ今、ストレスとは無縁だ」とおっしゃる人、今すぐ自分でストレスを作って下さい。人はストレスがなくなると死んでしまいます。ですから、大急ぎでストレスを作って下さい。そして、そのストレスが、自己成長もしくは他者貢献につながったら最高ですね。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。

心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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