Yahoo!ニュース

淋しい・寂しい(さみしい)時は、どうすればよいか? ~ 名古屋の中心で「さびしい!」と叫ぶ ~

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「さみしい時は、どうすればよいか?」というテーマでお話したいと思います。

はじめに…。
さみしさは、暇なときに襲って来ます。
忙しさの真っ最中には襲って来ません。ふと暇になった時に襲われる感情、それがさみしさという感情です。まずは、そのことを覚えておいてください。

だからと言って、さみしさを軽く扱っていいものではありません。
人は、さみしいとき、何をしでかすか? わからないからです。お酒を飲んだり煙草を吸ったり、友だちに電話をかけたりメールを送ったりするぐらいは、まだ可愛いものですが、酒を飲んで暴れたり、薬物に手を出したり、性的犯罪を起こしたり、多額のお金を使ったり、自分の身体を傷つけるようになったら、目も当てられません。

ですから、さみしいときは、どうすればよいか? 知っておいて損はないでしょう。今日は、この記事を読んで参考にし、「さみしい時は、どうすればいいか?」 どうぞ自分なりに対処方法を身につけておいて欲しいと思います。

さみしい時はどうすればいいか?

その1.まずは、日頃から、空白な時間を作らないように心掛けておくことです。そして、日頃から、「暇になったら、これこれをしよう」と決めておくことです。それがもっとも重要です。

続いて、その2.さみしい時は、とりあえず寝る。これに限ります。さみしくなったら寝てしまいましょう。寝て、体力と精神力を回復させることです。

続いて、その3.日記をつける。今日あったことを書きましょう。過去あったことを書きましょう。そして、これからしたいことを書きましょう。書くと、スッキリします。

続いて、その4.インターネット等で映画やテレビ番組を観る。ゲームをする。ユーチューブを観る。好きな音楽を聴く。ヤフーニュース記事を読む。ぜひ、やってみてください。

続いて、その5.美味しいものを味わって食べる。コツは、味わって…という部分です。バクバク・ガツガツ食べてはいけない…ということです。ガツガツ・バクバク食べると、どんどん太っていってしまいます。どうせ食べるのなら、美味しく味わって食べましょう。

続いて、その6.友人や知人や親・兄弟にメールやラインを使ってメッセージを送る。内容は、愚痴や文句ではなく、日ごろの感謝の気持ちをさりげなく伝えるようにしましょう。

続いて、その7.お風呂に入る。お気に入りの入浴剤を入れて、湯船に浸かってのんびりリラックスしましょう。

続いて、その8.筋トレをする。筋トレをすると、不思議と気持ちが前向きになり、さみしいという感情が吹き飛びます。ぜひ試してみてください。

続いて、その9.外出する。昼間なら、外に出て、日光を浴びましょう。自然に触れましょう。動・植物に触れると孤独感が拭えます。ゆっくり、もしくは速足で、その日の気分で散歩しましょう。

続いて、その10.勉強する。興味のある資格取得に向けて、勉強に取り組みましょう。時間は有限です。さみしい時は、自分自身を向上させるため、勉強しましょう。

続いて、その11.ひとりカラオケに行く。カラオケに行って、思いきり歌を歌って発散しましょう。疲れを感じるまで歌い続けることです。そうすれば、さみしさ気分は吹き飛びます。

続いて、その12.読書する。やっとここで出てきました。定番ですね。もうとっくにやっているかと思います。本は、詩集でもいいし、絵本でもいいかと思います。ぜひ、読書してみてください。私のおススメの絵本は、「いいこって、どんなこ」という本です。ぜひ、ご覧ください。

続いて、その13.柔軟体操をする。柔軟体操をしましょう。ストレッチをしましょう。そうすれば気持ちもしなやかになります。

続いて、その14.ヨガをする。ヨガをしましょう。ヨガをやって、そして瞑想しましょう。うまく瞑想できたら、さみしさは吹き飛ぶものです。

続いて、その15.ペットのお世話をする。観葉植物のお世話をする。さみしい時は、ペットと遊びましょう。観葉植物のお世話をしましょう。そうすれば、さみしさはどこかへ行きます。そういうものです。ぜひ、試してみてください。

続いて、その16.カウンセリングを受ける。淋しくなったら、寂しくなったら、心理カウンセラーからカウンセリングを受けましょう。占いじゃないですよ。カウンセリングです。何故、占いではなくカウンセリングかというと、占いは依存を引き起こしやすいからです。事実、私の許には、占い依存症の方がご来室されることがあるのですが、カウンセリング依存症の方には、まだ1度も会ったことがありません。

以上、さみしいときにしたほうがいいことを、思いつくままに16個並べてみました。どうぞ、やれそうなものからやっていってみてください。

間違っても、酒をガブガブ飲んだり、お菓子をガツガツ食べたり、ポチポチクリックして買い物したり、自分の身体を傷つけたり、薬物に手を出したり、相手の迷惑を省みず電話するようなことのないようにしてください。

【おまけ】
「さみしい…」という感情は、「あるはずの愛がない!」って時に、強く沸き起こる感情だそうです。「ああ、そうなんだ!!」と、強く私は納得した次第です。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

竹内成彦の最近の記事