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ネガティブ思考から抜け出せない時、後ろ向きな考え方になってしまっている時、どうしたらいいのか?

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「ネガティブ思考から抜け出せない時、後ろ向きな考え方になってしまっている時、どうしたらいいのか?」というテーマでお話ししたいと思います。

自分の物事の捉え方や考え方などで、ネガティブ思考から抜け出せたり、前向きな考え方になることが出来ればいいのですが、自分の頭の中で、どれだけ考えても、なかなか上手くいかないときがあります。

そんなときは、どうしたらいいのか?

1.カウンセリングを受ける。

「話す」は「放す」です。話して聴いてもらうことが出来れば、あなは、ネガティブ思考や後ろ向きな考え方を放すことができます。ただし、腕のいいカウンセラーであることが絶対条件です。腕の悪いカウンセラーだったら、行かないほうがマシです。
そしてカウンセラーは、精神医学に詳しいカウンセラーでなくてはなりません。何故ならあなたは、薬が必要なうつ病かもしれないから…です。よって、「病院に通っている方はお断り」と謳っているカウンセラーには近付かないほうが賢明です。←彼らには、精神医学の知識も薬の知識もないことがほとんどです。

2.自分の感情や考えを、紙に書きなぐる。

これは大変に素晴らしい方法です。私がほぼ毎日、50年以上も日記を書き続けている訳は、自分の精神状態を常にポジティブに、そして前向きにしておきたいからです。
筆(鉛筆やボールペン)に任せて、好きなことを好きなように好きなだけ、紙に書き殴りますと、スッとします。心が軽くなります。客観的に自分が置かれている状況を見ることが出来るようになります。
この方法は、コチラにも書いた通りです。
私は、夜寝る前に日記を書くと、その日、どんな嫌なことがあった日だったとしても、「今日はこれで終わり。明日からまた頑張ろう!」と思えます。
でも、この方法には欠点があります。それは、文章や文字を書くのが苦手で嫌いな人には向かない…ということです。

3.身体を動かす。

ジョギングでもウォーキングでも筋トレでも構いません。身体を動かすと、訳もなく文句なく、ネガティブ思考や後ろ向きな考え方から抜け出せます。良くないのは、じっと動かず、あれこれ考え思い悩むことです。そんなことをし続けていては、思考がグルグルするだけで、ちっともポジティブにはなっていきません。どうぞ、重い腰をあげて身体を動かしてみてください。

4.サウナに行く。

サウナに行けば、「熱い暑い」と、水風呂の「冷たい寒い」が頭の中を占領します。ネガティブになっている暇も、後ろ向きな考え方をする暇もありません。サウナ→水風呂→休憩を3セット繰り返すと、心がスッキリし、意味もなく心が前向きになれます。

5.良書・名著と言われる本を読む。

私(竹内成彦)が書いた本を読むのがおススメですが、ここでは大ベストセラーになった「嫌われる勇気」をご紹介しておきましょう。この本を読んでいただければ、きっとあなたも「ネガティブ思考になっていてはダメだな」「後ろ向きな考え方をするのは意味ないな」と、しみじみ思うはずです。他にも、世の中には、良書・名著と呼ばれる本がたくさんあります。ぜひ、お手にとって、偉人たちが書き残した世界に浸ってみてください。

以上です。

自分一人でいろいろ考え、グルグル思考に陥ってしまったときは、どうぞ上記に書いたアクション(行動)を、実際にとってみてください。すると、必ず、今より少しは、気分が軽くなることでしょう。

私は、あなたに、幸せな時間が訪れることを、心から祈っています。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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