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モヤモヤ気分を吹き飛ばす方法は、運動と日記です。「迷わずやれよ、やればわかるさ。ありがとうー!」

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日は、「モヤモヤ気分を吹き飛ばす方法は、運動と日記です」というテーマでお話ししたいと思います。

気分がモヤモヤしたときは、「運動するか、日記を書く」に限ります。
「寝る」という方法も優れていますが、モヤモヤしたときは、なかなか寝付くことが出来ません。そもそも、モヤモヤしているときに寝れるような人であれば、そんなに悩んだりはしないでしょう。

多くの人は、運動すればモヤモヤ気分が吹き飛ぶことを経験的に知っていると思います。「問題は何も解決していないけれど、運動する前と運動した後、気分だけは良い方向に変わった」という経験は、多くの人が持っていることと思います。

よって、気分がモヤモヤしたときは、積極的に運動しましょう。
運動する気になれなくっても構いません。運動すればいいだけですから…。
私的には、筋トレがお勧めです。自分を追い込むほど、筋肉に負荷をかければ、その苦痛が去ったあと、不思議に、意味もなく、気分がスッキリし、前向きな気持ちになっている筈です。

私は、心理カウンセラーで、普段は椅子に座って、クライアントの話ばかりを聴いている身ですが、友だちと一緒に銭湯などに行ったとき、大変に驚かれたりします。「タ・タケウチ。何でお前、そんな身体してるんだ!?」
私は涼しい顔で答えます。「ああ、これ? カウンセリングの合間に腕立て伏せをしているからだよ」

私は、スタイルなんて、おまけのようなものだと思っています。私が筋トレをしている理由は、ただただ、自分の気分をスッキリさせたいからです。この記事をお読みの皆さんも、宜しければ、ぜひ筋トレ、いや運動をしてみてください。そうすれば、きっとあなたは、モヤモヤ気分を晴らすことに成功し、スッキリ気分を味わうことが出来るでしょう。

続いて…。

「運動すると、気分がスッキリする」というのは、何となく皆さんもご存じかと思いますが、「日記を書くと、気分がスッキリする」ということは、知らない人のほうが多いかと思います。

「感謝日記」と「ポジティブ日記」「ストレス日記」と「不安日記」と「ネガティブ日記」と「筆記表現法」にも書きましたが、紙に、鉛筆もしくはボールペンで、自分の気持ちを、感情のおもむくままに書き殴ると、大変に気持ちがスッキリします。本当です。
そして、書いた紙を眺めると、客観的に自分の置かれている状況を把握することが出来ます。よって私は、この記事をお読みの皆さんには、自信を持って、力強く、運動と共に、日記を書くことをお勧めしたいと思います。

「ホント? 日記を書くと、本当にモヤモヤ気分が晴れるの?」と、よく訊かれます。「本当です。日記を書くだけで、モヤモヤ気分が晴れるのです」と、私は答えます。

私が50年以上…という長きに渡って、日記を書き続けているのは、自分の気持ちをスッキリさせた状態にしておきたいからです。

これ以上言ってもわからない人には、
故・アントニオ猪木さんの言葉を紹介したいと思います。
「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。 迷わず行けよ、行けばわかるさ。ありがとうー!」

私も言いたいです。
「日記を書けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、書き出せば、その一足がモヤモヤ気分を吹き飛ばし、その一足がスッキリ気分となる。迷わず書けよ。書けばわかるさ。ありがとうー!」

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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