2022年12月12日(月)に、淀川区東三国のジャパン近くに、新しいラーメン屋さん「本気製麺」がオープンしています。実際に訪れてみました。

すっきりとしたきれいな店構え、まるで京都の町屋のような入口です。

入口の横の壁に貼られたチラシには「Vol.1はじまりのラーメン」とあります。ここから始まるという店主の本気の意気込みが伝わってきますね。

近づくと、3種類の拉麺それぞれの材料やこだわりがよくわかる説明が入っていました。

「はじまりの塩」

スープ／大和肉鶏ガラ・国産いりこ出汁・自家製塩ダレ・香味オイル・鶏油を合わせた塩スープ　麺／北海道産雪あかり100％・全粒粉　チャーシュー／親鳥、国産豚バラブロック　車麩、半熟煮卵

「はじまりの醤油」

スープ／大和肉鶏ガラ・国産カツオ出汁・自家製返し・香味オイル・鶏油を合わせた醤油スープ　麺／北海道産雪あかり100％・全粒粉　チャーシュー／親鳥、国産豚バラブロック　車麩、半熟煮卵

「はじまりの鶏白湯（トリパイタン）」

スープ／大和肉鶏ガラ・丸鶏・国産いりこ出汁、自家製塩ダレ・香味オイル・鶏油を合わせた鶏白湯スープ　麺／北海道産雪あかり100％・全粒粉　チャーシュー／親鳥、国産豚バラブロック　半熟煮卵、春菊

種類別のラーメンスープやトッピングには、繊細なこだわりが感じられますね。車麩を使用しているのも独特です。

ご飯物も美味しそうです。「本気チャーシュー丼」には、冷凍卵黄を使用しています。一度冷凍することにより、クリーミーで濃厚な味わいになるとあります。拉麺と合わせて食したい一品ですね。

お店の中はカウンター席の他、テーブル席もあり、落ち着いた雰囲気です。(テーブル席には、ラーメンを楽しまれる最中のお客様がいらっしゃったので撮影は控えました)

各席に置かれた「本気製麺の美味しい楽しみ方」の一項目目に注目！　どういうことなのでしょうか。

1.儀式　まずは昆布茶を飲むべし　

説明には「昆布茶が味蕾(みらい)の旨味受容体を活性化し、口内を整え、ラーメンの旨味をしっかりと感じて頂けます」とあります。※ちなみに味蕾は舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官のこと。

読んでなるほどと感心しました。確かに、お店に入る前にコーヒーを飲んでいたり、タバコを吸っていたり、その他、前に飲食したときのさまざまな名残が口の中や舌に残っていますよね。それらを美味しい「昆布茶」でリセットということですね。ラーメン屋さんに限らず応用できそうですが、食前に無料で昆布茶を出してくれるお店となると、多くはないように思います。

二項以降も色々蘊蓄が書かれています。でもご安心ください。最後の五項に「思うがままに喰うべし」とあります。ご自由にどうぞということ。ホッとしますね♪

「本気製麺」のInstagramには、店長さんのお店作りから始まるメイキング画像が投稿されています。当初は、10月末か11月にオープンを予定されていたそうですが、年内12月に無事開店の運びとなりました。

大阪メトロ御堂筋線東三国駅の1番出口から降りてください。

新御堂の側道を北へ進み、ミスタードーナツやジャパンの横を通り過ぎて下さい。

パーキングの向こう側に「本気製麺」の看板が見えます。

2023年の年明けは5日から開店されています。原則日曜はお休みのようですが、1月9日(祝)は、営業されていますよ♪

店長さんにお聞きすると、当面は11時から17時までの営業との事でした。現在は、お酒も提供されていません。昆布茶の儀式から始まる美味しいこだわりの平打ち麺が頂ける素敵なラーメン屋さんです。2023年の幕開けに、是非お昼間や土曜などに、東三国の新店「本気製麺」に出掛けて、美味しい本気なラーメンを楽しんでみられたらどうでしょうか。

「本気製麺」の皆様、取材にご協力頂き、ありがとうございました。　

「本気製麺」　

〒532-0002 大阪府大阪市淀川区東三国2丁目34-4

電話　06-6151-9883