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【大阪市淀川区】十三「第七藝術劇場」設備改装のクラ・ファン目標900万円。話題作「Winny」上映中

竹内由紀子地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

阪急電車十三駅近くのミニシアター「第七藝術劇場」で、話題の映画「Winny」の上映が始まっています。ご存じの方も多いと思いますが「Winny」は先日までロードショー館で上映されていた作品。

このように「第七藝術劇場」では、インディーズ系の作品から、名画、最近の話題作までと幅広く興味深い作品を上映しており、下の階にある姉妹館「シアターセブン」と合わせて、映画ファンの方にとって、貴重なミニシアターと呼ばれてきました。前身の「十三シネマ」(1972年開館)から加えると、実に50年以上の間、十三の地に映画の灯をともし続けてきた老舗劇場。「第七藝術劇場」姉妹館「シアターセブン」

2023年4月15日(土)から、その老朽化した設備等の改修するために、クラウド・ファンディングを実施していることを、より多くの方にお知らせしたいと思います。

「第七藝術劇場」内に掲示されたクラウド・ファンディングの説明。
「第七藝術劇場」内に掲示されたクラウド・ファンディングの説明。

詳細は「第七藝術劇場」のクラウドファンディング募集ページ(CAMPFIRE内)に掲載中ですが、600万円の目標を無事達成し、ネクスト・ゴール900万円を目指しています。最終期日は2023年5月28日(日)。もともと合計1,080万円の総工費に充てられる予定だったので、できるだけ近いクラウド・ファンディングが集まれば良いですね。

1,080万円の内訳。(参考数字の為、変更が生じる可能性が有ります)
1,080万円の内訳。(参考数字の為、変更が生じる可能性が有ります)

クラウド・ファンディングのリターンも工夫されており、3,000円からとなっています。リターン予定の一覧です。ご参考にして下さいね。

詳細は、募集ページをご覧下さい。
詳細は、募集ページをご覧下さい。

個人で応援したい方、企業さんで応援したいところの、いずれにも配慮された内容に工夫されているようですね。

「第七藝術劇場」姉妹館「シアターセブン」は、十三サカエマチ商店街にあるビルの6階と5階にあります。同ビルには他にボウリング場、ライブハウス、レコーディングスタジオ等も。

入居テナントのボード。
入居テナントのボード。

「第七藝術劇場」は、入口も鉄板で出来ており、館内廊下の様子などに歴史が感じられます。

ビスや溶接も本物の鉄の扉。
ビスや溶接も本物の鉄の扉。

最初に訪れた方は、エレベータを降りるとすぐにあるインパクトのある鉄の扉に驚かれるでしょう。硬派な印象がハンパないですね。

映画関係の蔵書等も豊富で、歴史を感じさせる館内。
映画関係の蔵書等も豊富で、歴史を感じさせる館内。

映画館の椅子を利用した休息コーナーもあります。

見た目も、座り込ごちも懐かしい椅子。
見た目も、座り込ごちも懐かしい椅子。

昭和レトロなイメージの「シアターセブン」の入り口。洋画のポスターやチラシが、おしゃれですね♪

同じ上映作品が、2つの劇場でスケジュール調整して上映されることも。
同じ上映作品が、2つの劇場でスケジュール調整して上映されることも。

クラウド・ファンディング終了後の改修工事のスケジュールが、気になりますが、現在のところ、7月上旬から5日間ほどの休館予定で、実施されるそうです。長い時間、休館になるのかなと心配していましたが、比較的短期間なのでご安心下さい。※これらのスケジュールは、あくまで予定の為、詳細は随時ホームページ等でご確認下さい。

工事終了後には、 お披露目や21周年イベントも開催を予定されているとのことです。

ボーリングのピンが立ったビルです。
ボーリングのピンが立ったビルです。

「第七藝術劇場」の入ったビルのある十三サカエマチ商店街は、阪急電車十三駅西口から数分のところです。

十三に芸術の灯をともし続けるため、是非、ミニシアター「第七藝術劇場」のクラウド・ファンディングに参加されたり、劇場へ足を運ばれたりして、映画の楽しさを思う存分味わってみてはいかがでしょうか。

「第七藝術劇場」  

〒532-0024 大阪府大阪市淀川区十三本町1丁目7-27 サンポードシティー 6F

地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

Z世代の娘と暮すマルチworker。吹田市在住。地域ニュースサイト号外NETで大阪市淀川区・西淀川区のライターをしています。大学は経済学部経済学科専攻でしたが、アートやインテリア等の趣味が嵩じ、生活雑貨メーカーで多様な商品開発に関与。現在は小説執筆中。淀川区は子供の頃過ごした思い入れのあるエリアです。街も生き物と考え、情報発信を通じて、様々な息吹を皆様にお伝えできればと思っています。

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