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【大阪市淀川区】7日の「東三国5丁目の道路陥没」現場、水は引いても、8日現在は周辺一部道路通行止め中

竹内由紀子地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)
陥没現場の深さは約1.25m。

大阪市淀川区淀川区東三国5丁目付近の道路で、2023年12月7日に起きた道路陥没。大手各メディアで勢いよく水が噴出する映像等が報道されました。突然の事態が地元民を驚かせています。周辺の様子を確認するため、2023年12月8日の15時頃に実際に訪れてみました。

懸命の復旧作業が続く道路陥没現場。
懸命の復旧作業が続く道路陥没現場。

大阪市の報道発表資料によると「陥没の発生」は2023年12月7日(木曜日)15時45分頃とのこと。発生場所は東三国5丁目12。(※マップナビ大阪で確認可能)

もともとは大阪メトロ御堂筋線東三国駅2番出口から西へ続く道路(庄内新庄線)で行われていた「水道管の修繕工事」。

その工事中の場所で発生した陥没です。「水道管の修繕工事」の為の高い足場が鉄骨で組まれ当初から、東行きの車線は一部通行止めになっていました。

高い足場が組まれていた「水道管の修繕工事」。
高い足場が組まれていた「水道管の修繕工事」。

こちらが「水道管の修繕工事」の案内の立て看板です。

令和6年2月28日までの工事予定でした。
令和6年2月28日までの工事予定でした。

北側から見た「水道管の修繕工事」場所ですが、大掛かりな工事だった様子がわかります。

「水道管の修繕工事」の工事現場。北側歩道から見たところ。
「水道管の修繕工事」の工事現場。北側歩道から見たところ。

大規模な陥没の現場は、東三国駅2番出口前から西へ続く道路(庄内新庄線)が、南北に走る府道134号線と交わる交差点付近。

陥没現場付近の交差点。
陥没現場付近の交差点。

私が訪れた時には、既に水は引いていましたが、想像した以上に広い範囲で、正常な路面から陥没してしまっている様子に驚かされました。

深い陥没現場の様子。
深い陥没現場の様子。

大阪市の報道発表資料によると、約16.5メートル×約23.5メートル、深さ約1.25メートルの範囲ということです。

懸命に復旧工事を行っている人たち以外にも、たくさんの関係者らしき人が集まり、現場で協議している様子が見られました。

安全確保のため、ガス管の工事も同時に行われている模様。通りかかられた道路沿いに店舗を出しておられるという方にお聞きすると、一時的にガスも止まっているところがあるとのお話でした。(※2023年12月8日15時頃の状況です)

交差点周辺以外の場所も何か所か、深い穴が新しく掘られていました。
交差点周辺以外の場所も何か所か、深い穴が新しく掘られていました。

東三国駅2番出口前から西へ続く道路(庄内新庄線)が、南北に走る府道134号線と交わる交差点付近では、東行きは完全に通行止めになっています。

工事現場にいた関係者の方にお聞きすると、陥没の範囲が広いので、この通行止めが解除される時期はまだわからないという事でした。

各種報道やSNS等で様々な原因が考察されている今回の道路陥没ですが、大阪市の報道発表資料によれば現在原因の調査中とのことです。

今回の道路陥没で生活に直接の影響を及ぼされている皆様には心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と原因の解明を待ちたいと思います。

●東三国5丁目の道路陥没場所   

〒532-0002 大阪府大阪市淀川区東三国5丁目12

地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

Z世代の娘と暮すマルチworker。吹田市在住。地域ニュースサイト号外NETで大阪市淀川区・西淀川区のライターをしています。大学は経済学部経済学科専攻でしたが、アートやインテリア等の趣味が嵩じ、生活雑貨メーカーで多様な商品開発に関与。現在は小説執筆中。淀川区は子供の頃過ごした思い入れのあるエリアです。街も生き物と考え、情報発信を通じて、様々な息吹を皆様にお伝えできればと思っています。

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