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スパイス好きに勧めたい!神楽坂に本格インドカレーパン&チャイが楽しめる専門店が誕生

田窪綾フードライター

最近、神楽坂のお店めぐりにハマっています。先日、仕事終わりにお邪魔したのがこちら!

「#インドカレーってカレーパンにするとこんなに美味しいの?」と書かれています
「#インドカレーってカレーパンにするとこんなに美味しいの?」と書かれています

神楽坂3丁目にある『Spicier(スパイシア)』。名前の通り、スパイスを楽しむお店です。メインとなるのはカレーパンとチャイ!

本多横丁から1本路地に入った建物「芸者新道Rosy」内の一角です
本多横丁から1本路地に入った建物「芸者新道Rosy」内の一角です

もともとは学芸大学のシェアキッチンなどに出店していたそうですが、2022年12月にこの地でオープン。コンセプトは「スパイスで、もっと」。本格スパイスを手軽に・気軽に楽しめるお店になっています。

さっそく、建物左手にある階段をのぼってお店に向かいます。

本格インドカレーを包み込んだカレーパン&チャイが楽しめる

マンション1階部分をリノベーションし、4店舗がテナントに。そのうちのひとつが『Spicier』です
マンション1階部分をリノベーションし、4店舗がテナントに。そのうちのひとつが『Spicier』です

入口前にはメニュー表があります。4種類の「もちもちカレーパン」と、「チャイ」や「自家製クラフトコーラ」などのドリンク類。インドのクラフトビールもあります。

入口のガラスドアを開けると、ぷわんと刺激的なスパイスの香り!店内は縦長で、カウンター4席のみのコンパクトな空間です。入ってすぐのところにレジがあり、スタッフさんからイートインかテイクアウトかを聞かれます。

レジ横にあるカレーパンのサンプル。レギュラー4種類ほか、季節限定商品があります
レジ横にあるカレーパンのサンプル。レギュラー4種類ほか、季節限定商品があります

めちゃくちゃ迷いましたが、今回はイートインで「ほうれん草カッテージチーズ」と、季節限定の「ひよこ豆」を。さらにテイクアウトで「チキンバターマサラ」と「チャイ」をオーダーしました。

こちらは「チャイ」のメニュー。スパイスを独自配合したブレンドや飲み比べセットなど6種類がラインナップしています。こちらもまた迷いましたが、最初なので「スパイシアブレンド」をチョイス。お会計はキャッシュレス決済のみです。

スパイスが効いたインドカレーをフィリングに

左がもちもち生地の「ほうれん草カッテージチーズ」(440円)、右がサクサク生地の「ひよこ豆」(410円)
左がもちもち生地の「ほうれん草カッテージチーズ」(440円)、右がサクサク生地の「ひよこ豆」(410円)

キッチンが見渡せるカウンター席に座って待つこと数分、揚げたてのカレーパンが運ばれてきました!

バーガー袋を付けてくれるので、手を汚さず食べられます
バーガー袋を付けてくれるので、手を汚さず食べられます

まずはアツアツの「ほうれん草カッテージチーズ」をガブッとひと口!

いつものカレーパンなら「サクッ」「ザクッ」とした歯ごたえが感じられるところ、こちらはパン粉のサクサク感のあとに「もちっ」「むにゅっ」とした食感が来ます。

小麦粉に芋やタピオカなどのでんぷんを生地に加えているそうで、例えるならミスタードーナツのポン・デ・リングのよう。カレーパンには珍しい食感にグッと心を掴まれます。

フィリングも美味しい!ビリッと来るほど辛いのですが、後味は爽やか。ギュッと詰まったほうれん草の濃厚さを、まろやかなチーズがまとめています。

こうしたカレーパンのフィリングは西葛西のインド人シェフがすべて手作りしているとのこと。粘度を出すための添加物などは一切使わず、水分やスパイスを調整してカレーパン用につくり上げています。

監修は日本のリトル・インディアと呼ばれる江戸川区内で紅茶の輸入販売会社を営み、「江戸川インド人会」会長でもあるジャグモハン・チャンドラニさんが担当。本格的な味わいなのも納得です。

さっくさく生地×ひよこ豆も合う!

ターメリック色の生地の中に、ひよこ豆がゴロゴロと!
ターメリック色の生地の中に、ひよこ豆がゴロゴロと!

もうひとつオーダーした期間限定のカレーパン「ひよこ豆」は、学芸大学のシェアキッチンで人気だったメニューを復活させたものとのこと。先ほどと変わってサックサクの生地です。中にはゴロゴロと形を残したひよこ豆がたっぷり入っており、スパイシーさと一緒に豆のほくほく感や甘さも感じられます。

香り高いチャイでホッとひと息

「スパイシアブレンド」(520円)
「スパイシアブレンド」(520円)

カレーパンをほおばっていると、カップになみなみと注がれたチャイが運ばれてきました。『Spicier』ではチャイもすべて手作り。既成のシロップなどは使わず、インド各地の農園から厳選した茶葉とともに毎朝ホールスパイスから煮出しているそう。

このスパイシアブレンドは、店主が全国のチャイを飲み歩いて研究を重ねた一杯。5種類のスパイスを独自配合で仕上げているそうで、ジンジャーとシナモンがしっかり効いています。

私が店内でカレーパンとチャイを満喫している間にも、お店には男女問わず幅広い年代のお客さんが訪れていました。カレーパンではかなり辛めだと聞いた「もちもちキーマカレー」、チャイでは3種類の「チャイ比べセット」をオーダーする方が多いようでした。

テイクアウトでも美味しく食べられる!

持ち帰りの場合は、こうした窓付きの紙袋に入れてくれます。揚げたてを再現できる「美味しい温め方」の説明書付きです。

左:「チキンバターマサラ」(490円)、右:チャイパン(290円)
左:「チキンバターマサラ」(490円)、右:チャイパン(290円)

その通り温めてみると、確かにお店のあの食感!「チキンバターマサラ」はほぐした鶏肉が入っていてボリューミー、辛さ控えめのマイルドな味わいです。

「チャイパン」は紅茶入りのもちもち生地の中にオリジナルチャイクリームがたっぷり。甘さの中にシナモンやジンジャーといったスパイスがピリリと感じられて、デザート感覚で食べられます。

スパイスの効果で帰り道も体がぽかぽかしていました。スパイス好きにおすすめしたいお店!イートインでもテイクアウトでも楽しめるので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?

■スパイシア|インドカレーパン&チャイ専門店
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フードライター

調理師免許を持つフリーライター。惣菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成、レシピ提案などを行っています。

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