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【カルディ】まるで真っ白な雪玉!?本場ドイツ伝統クリスマス菓子「プフェッファーヌッセ」を食べてみた

タマ・アニ輸入菓子・食品ブロガー

もうすぐクリスマス! お菓子の甘い魅力に誘われる季節になりました。

日本中で親しまれているカルディコーヒーファームでは、この時期に限り、世界中の伝統的なクリスマス菓子を手に入れることができます。

しかし、パッケージでは想像できなかったり興味があっても手を伸ばしにくかったりすることでしょう。今回は、輸入菓子マニア「タマ・アニ」が、ぜひ手に取ってほしいクリスマス菓子をご紹介します。

Wicklein Pfeffernüsse 7.05oz
Wicklein Pfeffernüsse 7.05oz

ウィックライン プフェッファーヌッセ 200g 537円(税込)

それは、真っ白な雪玉のような形をしたドイツの輸入菓子『プフェッファーヌッセ(Pfeffernüsse)』です。

パッケージ裏面

輸入者:株式会社オーバーシーズ
輸入者:株式会社オーバーシーズ

パッケージ裏面の説明
パッケージ裏面の説明

このジンジャーブレッドは、ドイツのニュルンベルクで、600年以上前から作られてきました。伝統的なレシピは何世紀にも渡って改良され、いにしえの貿易ルートを通じて各国からもたらされたエキゾチックなスパイスや優れた材料を加えてきました。1615年以来、ウィックラインの熟練したパン職人たちは、素晴らしいジンジャーブレッドを専門に製造。伝統的なレシピを忠実に守り、最高品質の素材を使用することで、幅広い年齢層の方々に喜んでいただけるおいしいお菓子を提供しています。クリスマスシーズンは、ニュルンベルクのオリジナル・ジンジャーブレッドから始まります。

再密封可能なシール付き
再密封可能なシール付き

手で簡単に開封できるパッケージ。

1袋16個前後入り
1袋16個前後入り

パッケージを開けると、思ったより大きなサイズ。日本のクッキーとは違い、ふっくら厚みあって食べ応えがありそうです。

舌を噛みそうな『プフェッファーヌッセ』のネーミングですが「プフェッファー(Pfeffer)」=コショウ、「ヌッセ(Nüsse)」=ナッツという名前の通り、スパイスがキリッと効いたクッキーに、白く薄いシュガーコーティングが、ほどこされています。本場のソーセージなど香辛料文化を誇るドイツらしいお菓子です。

朝日新聞社 舟田詠子著『誰も知らないクリスマス』
朝日新聞社 舟田詠子著『誰も知らないクリスマス』

このお菓子は、舟田詠子著『誰も知らないクリスマス』にも登場。こちらの本では『まんまるコショウ・ナッツ(クッキー)』と翻訳されており、実物を手にした時なるほど!と納得しました。

ドイツでは、伝統的なクリスマスのお菓子であるプフェッファーヌッセは、各家庭で伝わる秘伝のレシピを用いて作られ、クリスマスが近づくと友達に贈ったり、近所の人たちとシェアしたりする習慣があるそうです。

白いシュガーコーティングも、艷やかで期待が高まります。
白いシュガーコーティングも、艷やかで期待が高まります。

中を割ってみると、もろりと崩れ、ふわりとスパイスの香りが漂いました。

口に含むと糖蜜のコッテリとしたコク。刺激的なスパイスの味わいが続き、最後にシュガーコーティングの甘さで締めくくられます。

ホワイトカラーを基調にした雪玉のような丸い形が映える!
ホワイトカラーを基調にした雪玉のような丸い形が映える!

ホロホロの生地が、ベタつかない甘さで、ついつい手が伸びてしまいそう。濃いめのコーヒーや紅茶にピッタリな味わいです。

もうすぐクリスマスということで、公式オンラインストアではすでに完売。店頭のみの入手となりますので、気になる方はお早めに! ドイツのスパイスクッキーで、本場のクリスマスを味わいながら幸せな気分で迎えましょう。

輸入菓子・食品ブロガー

輸入菓子・食品ブログ『舶来品セレクション』を運営。1万種類以上!世界のお菓子を食べ尽くした夫婦として読売テレビ「ワケあり!レッドゾーン」初登場。以後TBSラジオ『生活は踊る』バラエティ番組「イキスギさんについてった」「熱狂マニアさん!」等出演、多数メディアで活躍中。児童文学に描写される食べ物に関心を寄せ、元洋食料理長のキャリアと調理師・栄養士のスキルを活かし、カルディコーヒーファームや成城石井、コストコ、業務スーパー、ドン・キホーテ、イオン系カフェランテなど外国製品を取り扱う流通・小売店に出没。輸入菓子をメインに、グルメな情報や話題のスイーツ、セール情報、お取り寄せなどを詳細に紹介しています。

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