【浜松】今話題!浜松駅で販売「浜松餃子弁当」ってどんな感じ?実際に購入してみた結果!
浜松といえば「うなぎ」、そして「餃子」。最近では宮崎市に餃子消費量を抜かれ、2位に陥落するという残念な状況ではありますが、それでも「餃子熱」は冷めやらない。そんな中、登場しているのがこちらの「浜松餃子弁当」。いったいどのようなものなのでしょうか。そもそも弁当に餃子ってあうのでしょうか、実際に購入してみました。
浜松駅「キオスク」に売られている浜松餃子弁当
ということでさっそく「浜松駅」のキオスク(ベルマート)で、餃子弁当を購入。残り一つということで人気の高さが伺いしれます。
こちらの餃子弁当は創業50年 浜松市浜北区の仕出し料理「株式会社魚磯」さんから販売。なんと浜松商工会議所の「やらまいかブランド」に認定されている弁当。
「やらまいか」というのは「やろうじゃないか」という浜松の方言。「やらまいかブランド」は、浜松地域の特産品や様々な地域資源を活用した商品のうち、やらまいか精神あふれ、さらなる成長が期待できる新商品を浜松商工会議所が地域ブランドとして認定する。
つまり「浜松餃子弁当」は浜松商工会議所が認めるれっきとした浜松のブランドである。
参照:浜松餃子弁当/Hamamatsu Gyoza Bentou - やらまいかブランド
特徴としては、駅弁なのでコンビニとは違い常温でも美味しく食べられる。
逆にレンジは不可なので注意が必要。餃子といえば、アッツアツで食べたいという方が多いかと思うが、今回はそれはNGだ。
ということで、餃子弁当をさっそく「アンボックス」
でました!浜松餃子弁当。本当に餃子が10個配置され、それに伴い「餃子のタレ」あとは「わさび漬け」や「ちりめんじゃこ」がご飯にかかっております。
まさに「浜松」「静岡」の名産品をふんだんに活用した駅弁となっているようです。
なにはともあれ、この「駅弁」らしからぬ、このビジュアルは圧巻!なにせ、弁当では「オマケ」的な位置づけの餃子が、弁当の半分を占める面積なのだ。いやそれ以上か。
餃子は「揚餃子」
さて、弁当の中に餃子をいれれば、餃子がどの様になるかは想像に難くない。弁当のなでシェイクされた餃子は、餃子の皮が破れたりして、ボロボロになりがち。
それこの「浜松餃子弁当」は当然、その対策をしているはずである。ではどのようにしているか。
答えは「揚餃子」にしているのである。揚餃子にすることで、餃子の皮が固くなり、型崩れをすることを防ぐ。
また「揚餃子」にすることで、焼きたてのような餃子の皮のパリパリ感が再現されている。なるほど、この発想はなかった。
さっそく、一緒についてくる「餃子のタレ」と「ラー油」を混ぜていただく。
うん、これは意外にもかなり「アリ」だ。
餃子の弁当って、「イメージ」が沸かなかったせいもあり、正直美味しいのか!?と懐疑的に見てしまっていた。そもそも冷めた餃子は美味しいのか。
だが、予想に反して美味かった。中身は餃子なのに「レンジ」なしでも全然美味しい。餃子弁当はしっかり「駅弁」として成立している。
言うならば横浜の「シウマイ弁当」のような位置づけというのだろうか。冷めた中華料理を美味しく食べられる系。
また、餃子だけでは飽きてしまいがちなので、ちりめんじゃこや、わさび漬けなども添えられて良いアクセントに。
さすが、創業50年浜松市浜北区の仕出し料理「株式会社魚磯」。長年の知恵と経験がこの弁当に結集されていると言っても過言ではありません。
ちなみに、ご飯は割と少なめ。餃子とご飯はある意味「炭水化物」と「炭水化物」。炭水化物の暴力とならないような配慮も。
ただし、1点だけ残念なのは「浜松餃子」ということであれば「もやし」を入れたかった。浜松餃子には「もやし」は必須ではないが、あることで、より「らしさ」が増す。
とはいえ、味はバツグン。これは東の「シウマイ弁当」西の「浜松餃子弁当」と言われる日も近いのかもしれない。
「浜松餃子弁当」は864円で浜松駅キオスクで売られているので、見つけ次第是非購入を推奨します。