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【浜松】元べんがら横丁が解体、次の施設は……

たまちゃんライター(浜松市)

元べんがら横丁と記載すればわかるのか、それとも現在の「ザ・ゲート・ハママツ」と記載すればピンとくるのか。色々迷った結果、前者をタイトルにいれたが、いかがでしょうか。もともとラーメンと焼き鳥のフードテーマパークとして建設された、本施設。いよいよ解体されるとのことです。かつて利用していた方々にとっては残念なのかもしれません。

元「べんがら横丁」、現在「ザ・ゲート・ハママツ」とは

元べんがら横丁
元べんがら横丁

さて、こちら遠州鉄道鉄道線の高架下にある、市営新川駐車場を再開発して2006年3月3日にオープンした施設。

当初は、ラーメン焼き鳥のテーマパーク「べんがら横丁」(アサヒコーポレーション)。そしてその後『浜松出世の館』が2017年1月にオープン。その後2019年1月6日に「浜松魅力発信館TheGATE」がオープン。

「浜松魅力発信館TheGATE」は「ビーチ・マリンスポーツ」の展示コーナーや、家康くん、直虎ちゃんオフィシャルショップ、レンタサイクルステーションなど、浜松の魅力を伝えるパイプ役を担っておりました。

しかし、2021年3月末で閉館。管理は浜松市の「浜松市役所産業部観光・シティプロモーション課」がおこなっておりました。

ついに解体されるその費用は……

元べんがら横丁
元べんがら横丁

そんな魅力あふれる施設も、老朽化とともに解体されます。期間は令和4年12月16日までとなっております。

元べんがら横丁
元べんがら横丁

ちなみに解体費用が「57,090,000円」と記載されております。解体費用が表に記載されるというのはめずらしいですね。

なにか別の施設に活用できないものか、と考えたいものですが、遠州鉄道が、鉄道高架橋の橋脚耐震化工事を行うため、2027年までに建物を撤去する必要があります。

つまり、この地は来年には単なる高架下となります。

元べんがら横丁
元べんがら横丁

対してその反対側には、今年の4月にSHINKAWA MALL(新川モール)がオープン。灰色一色だった、なんとも寂しい高架下が、非常に明るい集客スポットとなっております。

また、来年2023年には旧元城小学校跡地に、大河ドラマ「どうする家康」にあわせた「大河ドラマ館」がオープン。

着々と浜松市の魅力を伝える施設や手法が整いつつあります。とはいえ「餃子」「うなぎ」「ゆるキャラ」など、手法や資源に関しては割と豊富な浜松市。

豊富なゆえに、どの食材をどように料理すれば魅力的になるのか。そして、どのように集客するか。そのへんのマーケティングが今後の課題になってきそうです。

ライター(浜松市)

静岡県浜松市のライターです。浜松市の魅力を発信します!

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