浜松駅周辺には、実はうどん屋が少ない。そば屋は多くあるのですが、何故かうどん屋が少なく、なかなか歩いていけるような距離にはない。と思いきや、実は駅から徒歩0分で行ける「うどん屋」があることをご存知でしょうか。そんな店あったっけ！？という方にはぜひ見ていただきたいです。

駅から徒歩0分、というか駅の中

今回紹介したいのは駅から徒歩0分。というか、駅のコンコースにある「うどん屋」です。あまり聞いたことがない？と思うかもしれませんが、レストラン街にあるのではなく、なんと駅構内のホーム下にあるのです。

そのため、この店に行くには「入場券」（150円）が必要になります。もちろん、電車を利用する方であれば、入場券は必要ありません。

入場券を購入し、いざ駅のコンコースにある「うどん屋」さんへ。

つきました、ここが今回紹介したいうどん屋「自笑亭」です。（そばもあります）

自笑亭といえば、駅弁でおなじみの老舗弁当屋でして、浜松以外にも掛川・磐田・袋井・湖西まで幅広くエリア対応しております。また家庭・企業への弁当の宅配も行っております、浜松市民お馴染みのお店。

そんな「自笑亭」のうどん屋ともなれば、それは美味しいに決まっております。

店構えは、駅のホームにもよくあるような、いわゆる「立ち食いうどん屋」です。立ち食いなのは、出発前にサクッと食べたいという、急ぎ目な方々への配慮かと思われます。そのため、注文はすべて食券で、注文から退店までかなりスムーズ。

メニューは、かけそば・うどん390円〜とかなりリーズナブルです。月見でも500円以内と、この時代にワンコインで食べられるうどん屋はめずらしいです。

今回は、ガッツリと「カレーうどん」を食べることにします。

でてきました、こちら「かれーうどん」（560円）。残暑の厳しいまだまだ暑い時期ではありますが、それでも食欲はそそられます。

よくある「トロッ」とした「豊橋」のようなカレーうどんではなく、レトルトカレーのような、カレールーをそのままかけただけのシンプルなカレーうどん。

では頂きます。うん、美味い！

うどんは、最近流行りの「モチモチ」のコシのある讃岐うどんのようなものではなく、シンプルに家庭で出てくるようなオーソドックスなうどん。

がゆえに、食べ慣れた味わいであり、急に実家に帰ってきたようなそんな気分を味わえる。これぞ「自笑亭」といった味わい。

カレーもいい味を出しており、主張せず、かといって味が薄いわけでもない。絶妙なまろやかさと、ピリ辛さを醸し出しております。

このカレーうどんは、他店舗ではマネ出来ない、「唯一無二」そんな味わいです。

今回はわざわざ入場券を購入してしまいましたが、今後電車を使って出かける方・そして戻ってきた方は、ぜひ立ち寄ってみてください。ちなみに新幹線側からも入れます。