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【町田市】行列に並んででも食べたい定食屋の「生さば」と「新鮮な魚料理」に人が集まるのには理由がある

tamamim旅するフォトライター(町田市)

町田駅から徒歩数分。繁華街から離れた側の一角にある【いまがわ食堂 町田店】「生さばが食べれる店」と書かれたインパクトのある看板が目印です。

お店は2Fにあり、2Fへ進む階段前の入り口に大きなメニューが置いてあります。名物「ごまさば丼」「今川家のなめろう丼定食」「ゴロゴロ三崎まぐろのネギトロ丼」など美味しそうな定食メニューがたくさん。

この日は雨だったにもかかわらず、2Fへ続く階段や通路には並ぶ人たちが7〜8組。学生さんグループやカップル、ご夫婦や家族と年齢も幅広い。1人で訪れている人もちらほらいました。20分ほど待って中へ。

店内の写真はNGだったので撮っていませんが、広々としていてテーブル席・ボックス席・カウンター席があります。雰囲気もなかなかよくて居心地がいい。

いまがわ食堂は、『EAT LOCAL 地元の旬を食べるということ』をコンセプトに、三浦で水揚げされた鮮魚を市場を介さずに直送しています。

調味料は「無添加・無化調」で手作りなんだそう。

メニューは「ごまさば丼」「さばとろ丼」などの丼や、「大トロ炙りさば定食」「肉厚アジフライ定食」などの定食、単品料理などが選べます。丼は+300円で定食に、+150円でお味噌汁セットにもできます。定食にすると「だし汁(最後にお茶漬け)」「食前酢」「お味噌汁」「三浦野菜の漬物」「季節の小鉢」と盛りだくさん。

「肉厚アジフライ定食」「今川家のなめろう丼」「一本釣り!ごまさば」を実食

名物「ごまさば丼」と迷って選んだのは「今川家のなめろう丼(680円/税抜)」。メニューの説明書きに書かれていた内容に惹かれて選びました。+300円(税抜)で定食に。

今川家代々伝わる味噌ベースの味付けでその日の魚を数種合わせたなめろう丼にワカメの食感もお楽しみください

丼に載せられたぷるんとした卵が美味しそう。

「最初に飲んでください」と案内されたのは「食前酢」。南高梅を使って作られたものです。お酢と聞けば酸っぱさを想像しますが、キツさはなくまろやかで美味しい。

「季節の小鉢」は「おから」。丁寧に作られた優しい味がします。

定食の味噌汁は3種類(わかめ、青さのり、お麩)から選べます。選んだのは「青さのり」。

添えられたゴマをすり鉢ですって、なめろう丼にふりかけます。醤油もひとふり。

ひとくち、パクッといただくと美味しい!新鮮な魚にシャキシャキわかめとの相性がよく、食が進む、進む。くずした卵と一緒に食べたら味に変化が出てこれまた美味しい。

このまま最後まで勢いよく食べたい衝動に駆られながらも、定食には「だし汁」がついています。半分くらい食べたところでだし汁をかけてお茶漬けにしました。

ごまを全て振りかけて、最後のひとくちまで惜しむようにペロリといただきました。

今回は「名物ごまさば丼」を諦めた代わりに頼んだ「一本釣り!ごまさば」。パクッと食べたら、全然生臭くない。新鮮な生のごまさばってこんなに美味しいんだ...と感動。

同行者が選んだ「肉厚アジフライ定食(880円/税抜)」はこちら。運ばれてきた瞬間に「えっ、これで1000円しないの?」と驚く充実のラインナップ。

肉厚のアジフライ、重い...。箸で挟んで持ち上げるのがやっとでした(笑)。

アジフライは身がやわらかくて衣がサクサク、美味しかったです。

この味と量で値段もびっくりなお店を見つけてしまった...。人気店なので並ぶのは必至ですが、回転が早いのでそれほど待たずに入れます。「次は何を食べよう」とメニューを全制覇したくなりますが、次もきっと「今川家のなめろう丼定食」を選ぶと思います。「一本釣り!ナマサバ」も一緒に。

美味しくて新鮮な魚料理が食べたくなったら、ふらり出かけてみてはいかがでしょうか。

※表示価格とメニューは2024年2月時点のものです。

【いまがわ食堂 町田店】
住所:東京都町田市森野1丁目39-5第二モリビル 2F
TEL:042-732-3671
営業時間:11:00〜23:00
駐車場:なし
アクセス:小田急線町田駅から徒歩3分 / JR横浜線町田駅から徒歩1分
URL:ホームページ / Instagram

取材協力:いまがわ食堂スタッフの皆さま

旅するフォトライター(町田市)

旅ブログ「旅とカメラと日々の雑記帳。」にて旅のお役立ち情報を発信中。渡仏歴17回フランスの田舎を巡り暮らすように旅することも。Nikonのミラーレスカメラを愛用。行ってみたいと思えるような町田市の魅力をお届けいたします。第57/59富士フィルムフォトコンフォトブック部門優秀賞受賞。

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