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【橋本市(高野山エリア)】商品が見えない、色々ドキドキするお肉屋さん。アウトドア使いにもオススメ

田中寛人地域のあしもとマイスター(橋本市・高野町)

筆者が子供の頃はまだ地元に精肉店があったので揚げたてのコロッケを食べたことがあり、その美味しさも知って育っているので、今のスーパーに置いてある冷めてべっちょりしたコロッケは苦手です。

なので美味しいコロッケが食べたくなると、地図アプリでお肉屋さんを探して開拓しつつ、出来立てのコロッケを買いに行っています。

今回訪問したのは、橋本市高野口の「たじり精肉店」さん。

看板の「butcher」とはお肉の解体する職人の意味とのこと
看板の「butcher」とはお肉の解体する職人の意味とのこと

基幹道路沿いからは外れているので、意図して探さないと気付かない場所にありますが、コロッケ好きにはたまらないお店でした。

ガラスケースには商品はありません。店長にお声掛けください
ガラスケースには商品はありません。店長にお声掛けください

まず、店頭に着いて思うこと「あれ? ガラスケースに何にも入っていない・・・」
そう、たじり精肉店では、店頭には何も置いていません。商品名のポップのみです。
安心してください、店長に言えば作ってくれます。

揚げ物の作り置きはされておらず、注文(電話注文可)してから、目の前で揚げてくれて、アツアツを頂けます(待つ必要があります)。

店長おひとりでされているので営業時間に注意!
店長おひとりでされているので営業時間に注意!

左ミンチカツ、右コロッケ。ミンチは大きく食べ応えあり、コロッケは芋の味とタマネギの食感が美味しい。
左ミンチカツ、右コロッケ。ミンチは大きく食べ応えあり、コロッケは芋の味とタマネギの食感が美味しい。

心の声2「あれ?店長ちょっとコワモテ・・・」
安心してください、優しい店長です。何でも相談されてみてください。
地域の情報なども教えて頂けます。

そんな店長に伺ったオススメは、

*肉屋のコロッケ 70円 ⇒国産男爵いも、国産牛ミンチ、国産玉ねぎ使用
*和牛ミンチカツ 200円 ⇒こだわりの和牛ミンチ使用
*豚ヘレと玉葱の串カツ 150円 ⇒国産豚へレ。柔らかさが特徴
*国産若鶏のからあげ 100g300円 ⇒ニンニク醤油味。国産鶏むね肉使用
*国産若鶏 骨付き一本モモ 要予約 ⇒塩こしょう味。朝に締めたて鮮度抜群の国産鶏使用
*ハムカツ 200円 ⇒薄い方ではなく、厚い方。ロースハム使用
*季節のコロッケ 150円 ⇒取材時はタケノココロッケ(5月中)、数量限定、無くなり次第終了
*牛すじ煮込み 100g400円 ⇒国産牛使用。プリプリです

揚げ物メニュー
揚げ物メニュー

牛すじ煮込みも気になります
牛すじ煮込みも気になります

国産若鶏 骨付き一本モモ(田尻さん写真提供)
国産若鶏 骨付き一本モモ(田尻さん写真提供)

唐揚げ(田尻さん写真提供)
唐揚げ(田尻さん写真提供)

そして、店内のポップには普通のお肉についての情報がありません。
心の声3「あれ?ここはお肉屋さんじゃないのかな?」
安心してください、生肉も売られています。
こちらも切り置きはされておらず、予約販売のみで、注文を受けてから冷蔵肉をスライスして切り出すそうです(ネット販売なし、店頭限定販売)。

お店のオススメは、ステーキ用の肉(ヘレ、ロース)とのこと。(他の部位もあります)
  和牛のヘレ   100グラム2000円〜
  和牛の肩ロース 100グラム800円〜
アウトドアでちょっといいお肉を焼きたい時にも良さそうです。

A5和牛ヘレ(シャトーブリアン)、肩ロースの塊
A5和牛ヘレ(シャトーブリアン)、肩ロースの塊

そして取材時に、店頭で買えないものの、とても人気の隠れた商品も教えて頂きました。
橋本市のふるさと納税での返礼品限定で販売されている、「牛タン丸ごと1本タンシチュー」。

2015年から店内で製造し、その時からベースになるソースをずっと継ぎ足し続けて作り続けているそう。
しかも、口コミを見ると、ビックリするぐらいの大きなタンにもかかわらず、お肉が箸で崩れるほどホロホロの柔らかさらしい。それは食べてみたい・・・。

牛タン丸ごと1本タンシチュー、今年のふるさと納税の検討リストに是非どうぞ。
ふるなびサイト取り扱いページ

以上、初めて行くと色々ドキドキするお肉屋さんでした。

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「たじり精肉店」
住所:和歌山県橋本市高野口町名倉527
営業時間:10:00~18:30  13:00~16:00は仕込み、配達中の為 CLOSE
定休日:日曜日
電話番号:0736424621

※電話注文、近隣への配達も可能

地域のあしもとマイスター(橋本市・高野町)

和歌山県高野町在住。現場のフィールドワークを通してその土地ならではの地域資源を掘り起こし、地域づくりにつながる高付加価値商品開発や体験プログラムの企画造成支援や実践を行っています。そのスキルも活かして皆さまのまだ見ぬ和歌山県をお届けしていきたいと思っています。民俗学と発酵と和の薬草と昆虫食と染色のイベントもしています。

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