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【橋本市(高野山エリア)】車で行けない、店に着くまでもワクワクとドキドキする隠れた古民家カフェ

田中寛人地域のあしもとマイスター(橋本市・高野町)

ネット上に口コミがほとんどなく、どんなお店かよく分からないので、これは行って見ねばと、ランチタイムも分からないままワクワクしながら橋本駅前に突撃。

築80年以上の古民家で、ご家族で運営されているギャラリー&カフェ「ななにわ」さんにお邪魔しました。(展示されている器も弟さんの作品!)

車は通れません
車は通れません

お店が見えてきます
お店が見えてきます

古い町並みの中に、スカイブルーが映える
古い町並みの中に、スカイブルーが映える

のれんは淡い緑色
のれんは淡い緑色

店先に当日のメニューが書かれています
店先に当日のメニューが書かれています

駐車場は無し。
車が通れない狭さの細い裏通りを入っていくとお店があります。
初めての方は地図アプリで確認しながら歩いた方が良いです。

お店の外観も素敵だけれど、店内もなんだか懐かしい気持ちになるような落ち着いた内装。

お庭を眺められるテーブル席もあります
お庭を眺められるテーブル席もあります

古民家の擦りガラスから優しい光が差し込んでいました

ランチメニューは「日替わりランチ」のみ。
しかも数量限定。

メニュー表
メニュー表

日替わりランチ
日替わりランチ

毎日内容が変わるのですが、この日の中身は
・新しょうがご飯。生姜の香り高く食欲が進む味、生姜たっぷり。
・エビとカツのフライ。揚げたてサクサク、タルタルとソースの2種類で頂きます。
・煮物。いんげん、たけのこはちく、高野豆腐の煮物
・小松菜と人参の味噌マヨネーズあえ
・長芋ときゅうりの甘酢酢の物。非常に細―く千切りされていて、さっぱりとしていて、これも食欲が進みます。
・すまし汁。この日は食べ応えのあるハモが入っていました。

新しょうがご飯
新しょうがご飯

エビとカツのフライ
エビとカツのフライ

長芋ときゅうりの甘酢
長芋ときゅうりの甘酢

どれもうまーい。しょうが御飯おかわりできたらいいのになぁ。
店長さんに伺うと、なるべく季節感を大事にした献立にしているそう。
お店の雰囲気ともマッチしていい感じ。
毎日メニューが異なるそうですが、お店の雰囲気を活かしたまま毎日メニューを変えるってすごく大変そう・・・。今度のメニューは何だろう?と次回が気になるお店でした。

あと、この記事を見た人だけが楽しめるかもしれない小ネタですが、テーブル席の一角にある2人席は、お父さんが「古タンスをぶった切ってDIYして作った」、世にも珍しいイスです。
私の中のはしもと珍百景に勝手に認定。

よーく見ると、タンスでした
よーく見ると、タンスでした

カフェ利用でも落ち着いて滞在できそうです。

弟さんの作られた器も展示販売中
弟さんの作られた器も展示販売中

うつわ色々 食事提供時にも使われています
うつわ色々 食事提供時にも使われています

割とまぶしい系の作品も多いです
割とまぶしい系の作品も多いです

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「カフェ&ギャラリーななにわ」

住所:和歌山県橋本市古佐田1丁目8
電話:0736255100
定休日:月・木、ほか不定休(7月は不定休ナシ。8月以降はお問合せが確実です)
営業時間:9時~17時
ランチ:11時~売り切れ次第(予約可能)
駐車場:店舗駐車場はありません。橋本駅前駐車場(有料)をご利用下さい

地域のあしもとマイスター(橋本市・高野町)

和歌山県高野町在住。現場のフィールドワークを通してその土地ならではの地域資源を掘り起こし、地域づくりにつながる高付加価値商品開発や体験プログラムの企画造成支援や実践を行っています。そのスキルも活かして皆さまのまだ見ぬ和歌山県をお届けしていきたいと思っています。民俗学と発酵と和の薬草と昆虫食と染色のイベントもしています。

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