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【橋本市(高野山エリア)】ハロウィンのあとしまつ。あのカボチャもったいなくない?

田中寛人地域のあしもとマイスター(橋本市・高野町)

ハロウィン用に飾ってあった、ちょうどよいサイズの専用品種のカボチャを頂きました。
あのカボチャを見て「でっかいなー」で終わると、もったいないですよね。
ということで、あとしまつチャレンジ。

料理するのにちょうど良いサイズ頂きました!
料理するのにちょうど良いサイズ頂きました!

さっそく湯がいて食べてみたのですが、普通のカボチャと同じと思って調理すると、全く美味しくない。

例えるなら、黄色い冬瓜。
茹でた冬瓜みたいな透明感と水っぽい味(冬瓜も南瓜も同じウリ科)。

素材の持つ旨味も甘みも無いです。味付けしないと食べられない
素材の持つ旨味も甘みも無いです。味付けしないと食べられない

デンプン質が無いので、デンプン質由来の甘味もホクホク感もねっとり感も何にも無い。
水分の味のみ。
ハロウィンカボチャの早々に巨大化する性質は、水をどんどん溜め込んで大きくなるのだとよく分かる経験になりました。

一方、保水力を活かして、あまーい砂糖水で煮詰めたあと冷やしてスイーツにするとか、味の濃いスープに入れると合うかもしれない。
たぶん来年もチャレンジすると思うので、皆様の経験した美味しい食べ方あったら教えてください。

ハロウィンカボチャを美味しく食べるところまでがハロウィンのイベントになったら、とってもサステナブル!。

地域のあしもとマイスター(橋本市・高野町)

和歌山県高野町在住。現場のフィールドワークを通してその土地ならではの地域資源を掘り起こし、地域づくりにつながる高付加価値商品開発や体験プログラムの企画造成支援や実践を行っています。そのスキルも活かして皆さまのまだ見ぬ和歌山県をお届けしていきたいと思っています。民俗学と発酵と和の薬草と昆虫食と染色のイベントもしています。

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