【橋本市(高野山エリア)】新年の今だけ食べられる伝統和菓子、今年の分の販売開始しました！
今回は新年限定の和菓子『花びら餅』を求めて、明治時代に創業された「御菓子司 金澤寿翁軒」さんに訪問しました。
花びら餅とは
お正月にだけいただく伝統の御菓子。
ゴボウと味噌あんと菱形で紅色の餅を、円形の白い餅もしくは求肥を二つ折りにして包んだ和菓子。
江戸時代に宮中に菓子を納めていた川端道喜に残る記録では、薄く延ばした白い餅（葩餅）の上に赤い菱餅を敷き、その上に押鮎（塩鮎）を乗せている。次第に簡略化され、葩餅に菱餅、押鮎に見立てたゴボウ、味噌を挟んだものとなった。餅に味噌の組合せが雑煮に類似することから宮中雑煮あるいは包み雑煮とも呼ばれ、形状を花弁に見立てて「花びら餅」ともいわれ、公家に配られた。
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜の際に使うことを宮中から許可され、新年の菓子として使われるようになったことをきっかけに、日本各地の和菓子屋でも工夫を凝らして作られるようになった。
花びら餅には白あんに厳選した白味噌を絶妙に合わせており、純白のふんわりした生地の食感とともに、鼻からぬける白味噌の香りをお楽しみ下さい。
※花びら餅は1月下旬ごろ、売り切れ次第販売終了になります。
ちなみに、花びら餅の味噌あんは販売されていませんが、金澤寿翁軒さんでは普通のあんこ（こしあん・つぶあん）は予約ナシで通年販売されています。
こちらでは餡作りを自前でされているのみならず、餡炊きは全て昔ながらのカマド‼で炊いているため、焦がさないための温度調節の細かな必要があり、大変手間をかけて美味しい餡を作っています。
その他の商品ラインナップ
なお、こちらでは「和菓子作り体験」も提供されています。
季節の上生菓子コースと季節の大福作りコースの2パターンあり、どちらにもどら焼き作り体験が付きます。
詳細はコチラのホームページをご覧ください。
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「御菓子司 金澤寿翁軒」
営業時間：AM8:00〜PM7:00
定休日：火曜日
住所：和歌山県橋本市高野口町名倉757
電話番号：0736-42-2011
※花びら餅は1月下旬ごろ、売り切れ次第販売終了なのでご注意ください
