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アナログ感がたまらない。ウッドキャビネットBluetoothスピーカーSANGEAN WR-301

わたや|LOPYLOGテックライター

アナログ感たっぷりのレトロなデザインが目を引く「Sangean(サンジーン)」のBluetoothスピーカー「WR-301」。

海外デスクでもちらほら見かけるこちらの木製キャビネット式スピーカー。コロンと手のひらに収まる小型サイズながらフルレンジスピーカーを搭載し音もパワフル。さらに、FMラジオも聴ける1台2役のアイテム。今回はそんなSANGEAN WR-301の魅力を詳しく紹介していきます。

SANGEAN WR-301の外観

職人の手によって丁寧にひとつずつ作られているというスピーカー本体。ウッドキャビネットの質感も良く、なんといってもこのアナログ感がたまらない・・。

正面にはフルレンジスピーカーと、各種操作用のつまみ。電源オンオフ、Bluetoothのペアリングもダイアル操作で簡単です。

背面には、3.5mmの外部アンテナ端子、AUX端子、充電用のmicro USBポート。AUX端子から、Bluetoothに対応していないiPodなんかを有線で繋ぐこともできます。

iPhoneより小さいコンパクトサイズなので、狭い作業机なんかにも気軽にポンと置けるのが良いですね。姉妹機にあたる「WR-302」と比べると約3分の1のサイズ感。

重さも約380gと軽いので、持ち運びもラクラク。

バッテリーは、最大36時間再生可能と、このサイズのスピーカーとしてはかなりののスタミナ設計となっています。一日中音楽を流しっぱなしでも充電切れの心配がないのは嬉しいですね。

前述のとおり、スピーカーだけでなくラジオ機能も兼ねる本製品。操作ダイアルにはFMしかありませんが、ワイドFMに対応しているので対応するAMラジオを聴くこともできます。ノイズレスのクリアな音を拾えますし、受信感度が高くチューニングしやすいです。

スピーカーとしての使用感

SONY NW-A105、iPhone 13 ProにBluetooth接続し、1週間ほどSANGEAN WR-301でじっくり音楽を聴いてみました。

全体的な音傾向ですが、ラジオを兼ねてるだけありボーカルラインが際立つ中高域寄りの音設計な印象です。

筐体サイズに対してダイナミックな音が鳴りますし、15畳ほどのリビングでもこれ一つで十分満足できるくらい量感はしっかり感じられます。

低音がズンズン響く感じが好みって人にはやや物足りないかもしれませんが、音の広がりや立体感もあり、とにかく中高域はクリアに響きます。女性ボーカルの楽曲なんかは特に相性が良いなと感じました。

ちなみに、上位モデルの「WR-302」ともしばらく聞き比べましたが、あくまで音傾向は同じで、スピーカーのインチ数が大きい分よりパワフルに鳴るといった印象ですね。

唯一音質面のスペックで異なるのは、Bluetooth接続時の対応コーデック。本機はSBCのみなのに対し、WR-302はSBC、aptXの両方に対応しているので、Android端末でBluetooth接続する場合、より高音質で低遅延に再生できます。

また、前述のとおり上位モデルはAM、FM両方のダイアル操作に対応しているので、FMだけでなくAMも聴きたい場合はWR-302がおすすめです。

コロンと手のひらに収まる小型サイズながら、フルレンジスピーカーを搭載し音もパワフル。さらに、FMラジオも聴ける1台2役のスピーカー「SANGEAN WR-301」。

直販サイトの「SUPER KOPEK」をはじめ以下のオンラインショップで購入できるので、インテリアに馴染む高音質なスピーカー、ラジオを探している方はぜひチェックしてみてください!

より詳しい使用感については、筆者が運営する以下ブログにて掲載しています。

LOPYLOG:https://taotaoblog.net/

テックライター

ワークスペースのモノ・コト、ガジェットを使いこなすための「ヒント」を発信 。月間20万PVのガジェットマガジン『LOPYLOG』を運営しています。

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