夏と言えば「かき氷」ですよね！今日は昔ながらの氷屋さんのかき氷をご紹介します。坂本龍馬の生まれた町として知られている、高知市上町にある「山﨑氷店」。升形商店街を南へ、2つ目の交差点の角にあります。30年ほど前から、かき氷の販売をしていたようですが、現在のように座って食べられるようになって8年目くらいだそうです。みんなが道端で食べているので、倉庫をイートインスペースに改装されたそうです。

おしゃれ感はありませんが、昔ながらの雰囲気になつかしさを感じます。氷屋さんのかき氷なだけあって、少しやわらかくしてから削っているので、ふわっふわですがしゃりっと感もあり、絶妙な氷を味わえます。

たっぷりシロップがかかったかき氷の上には、自家製のみかんソースがたっぷりかかっています。輪切りのミカンが乗っているのもうれしい。「みかんソースが美味しいです」と伝えると「そうでしょ！お姑さんの手作りなんです」と明るく答えてくれたお嫁さん。「私は削るだけですけど」と笑いながら話してくれました。親しみやすい雰囲気もこの店の魅力のひとつです。

私は平日の12時半くらいに行ったのですが、すでにほぼ満席。私が座ると満席になりました。テーブル席が４つなので、広くはありませんが、回転が速いので少し待てば食べられます。テイクアウトも出来るので、近所の小学生がお金を握りしめてかき氷を買いに来たり、学校帰りの学生さんが立ち寄ったりと、地元に親しまれていると感じました。

私が食べた「真夏のみかん（600円）」は期間限定になりますが、他には、黒蜜きなこミルク、宇治抹茶金時など26種類あります。「いちご」「メロン」「みぞれ」などの定番メニューはなんと250円という安さも魅力のひとつですね。だから地元の人からも人気があると納得しました。

今年も暑い夏になりそうですが、山崎氷店の「かき氷」を食べて暑さを吹き飛ばしましょう。