平年より7日も早く梅雨入りした高知ですが、ジメジメした梅雨の楽しみといえば「アジサイ」ですよね。

「あじさい神社」の愛称で親しまれている、六条八幡宮では約８０品種１５００株のアジサイが咲き乱れ、見頃を迎えています。

高知市春野町西分の水路沿いに見える鳥居が「あじさい神社」の目印です。近くには、春野文化ホールピアステージがあります。

鳥居をくぐった先には、色とりどりのアジサイが咲き乱れ、訪れた人の目を楽しませてくれています。

ここの魅力は何と言ってもアジサイの種類の多さ！

約８０品種１５００株が植えられて、カラフルでかわいらしく、そして珍しいアジサイが数多く植えられています。

最初は1株だけだったアジサイを、地元の方々が管理を続けてくれたおかげで、約1500株まで増やすことができ、今では多くの人が訪れる「アジサイ」の名所になっています。

なかでもお気に入りだったのが、幾重にも重なるように咲いている「ひなまつり」という名前の珍しいアジサイで、華やかさのなかにもかわいらしさを兼ね備えている上品さが素敵でした。

他には、ポンポンと外に飛び出すように咲いている「墨田の花火」は、はじける花火のようで見ているだけで楽しませてくれています。

花を見て楽しむだけでなく、神社の入り口ではアジサイの販売所があります。

育て方や肥料のアドバイスなど詳しく教えてくれるので自宅用に購入してみるのもおすすめです。

境内には名前入りの立て札のあるアジサイがあるのですが、神社の評判を聞いた方が奉納して植えているそうです。

ジメジメした鬱陶しい梅雨の季節に、境内を彩る個性豊かな「アジサイ」を散策しながら、癒しの時間を過ごしてみませんか。