Yahoo!ニュース

【ラーメン・奈良】緑色の麺が爽やか~!さっぱり&ガッツリが同居した豚そば専門店の夏メニューはコレ!

TAR-KUNラーメンヲタク

奈良出身・奈良在住、奈良大好きなラーメン好きTAR-KUNです。

日々ラーメンを食べ歩く生活をしていますが、少しずつ気温が上がってきたこの頃、そうめんや冷やし中華など冷たい麺を求めたくなりますね。

近年、ラーメン店でも冷たい麺メニューの提供が増えています。

奈良で今年味わえる『冷やしラーメン』をご紹介したいと思います。

今回のお店は【豚そば専門店 一望】

昨年、一昨年と濃厚路線の冷やしメニューを提供していた一望さん。

今年は、常連客から「昔の魚介のきいた冷やしを食べたい」とのリクエストがあったことと、店主の食べ歩きの中で大阪・天六の【中華そば いぶき】を食べて、そのラーメンの肉出汁に感銘を受けたことから、今年の冷やしメニューを考案したのだそう。

マルちゃんの冷やしラーメン(ゆず魚介)

冷やしは、「ゆず魚介」と「イタリアントマト」の2種。

こちらのゆず魚介は、六種類の乾物から出汁を取った魚介出汁に、自慢の濃厚肉出汁を合わせた自信作。

鰹や煮干しなどが豊かに香り、柚子の油も爽やかで良いアクセントになっています。

イタリアントマトはベースにトマトを使っていて、そちらも気になりますね。

ほうれん草を練り込んだ鮮やかな緑色の麺は、5年以上も使い続けているというミネヤ食品の翡翠(ひすい)麺。

冷水でしっかりと〆られ、ツルツルとした食感で箸が進みます。

トッピングのチャーシューは、ドーンと大きくカットされた肩ロースが3枚入っていていて食べ答え十分。

多くの人が「冷やしはあっさりとしてさらっと食べられる」というイメージがあると思いますが、この一杯は一望らしく「冷やしであっさりしていても、ガッツリとした重厚感のある食べ応え」という独自路線。

彩り豊かにレッドキャベツやネギ・柚子皮もトッピングされています。

2023年から店内に設置されている味変コーナーもリニューアル。

店主手作りのから味噌や味変昆布などの味変アイテムが並び、独自にカスタマイズが楽しめます。

店主鈴木さんは、「日々の研究からできた今のレシピが自分の描く理想に近づいてきたので、これを安定して提供できるようしっかりと準備して営業に挑むことで、一望を日本中に広めていき、いずれは一望の豚そばで日本一を取ります!」と熱く語ってくれました。

レギュラーメニューを含め、この冷やしメニューなど様々な挑戦される豚そば専門店一望さんの今後に注目したいと思います。

【冷やしメニュー提供期間】5月中旬~9月中旬

<店舗データ> 

豚そば専門店 一望
住所:奈良県奈良市法蓮町1249-1
営業時間:10:30~14:30、月のみ18:00~21:30も営業
定休日:日曜
席数:10席(カウンター、テーブル)

※2023年6月現在。訪れる際は最新情報をご確認ください

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

TAR-KUNの最近の記事