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【大阪・ラーメン】阿波座で長年愛され続ける煮干しラーメンの秘密に迫る!

TAR-KUNラーメンヲタク

どうも、奈良から全国のラーメンを食べ歩くTAR-KUNです。

大阪市西区阿波座で2012年に創業して以来、10年以上愛され続けている【らーめん香澄】

店主、尼崎さんは大阪を代表する名店【らーめんStyle JUNK STORY】で経験を積み一番弟子として開業されました。

開店当初は『“香”りの良い“澄”んだスープ』という意味合いから香澄と名付けられ、当時の看板メニューである淡麗の塩ラーメンは絶品でしたが、その塩ラーメンを2014年に封印し、現在のラーメンとまぜそばのラインナップへとリニューアルされました。

私も創業当時から足繁く通っているお気に入りのお店です。

場所はあみだ池筋沿いにあり、最寄駅は阿波座駅から徒歩5分ほど。

カウンターのみの落ち着いた店内。

煮干しラーメン

魚介の風味豊かな背脂煮干しラーメンには、時期に応じて九十九里や瀬戸内、長崎の煮干しを使い分け、北海道産の昆布や椎茸の丁寧に取られた和だしで厚みを出されているそう。

たまり醤油や再仕込醬油を軸に、計4種の醤油をブレンドした醤油ダレの香りとコクのある味わいがキリッとまとめています。

味付けされたプルンとした食感の背あぶらと、香ばしい魚介の香味油も食欲を刺激しますね。

京都の老舗製麺所である『棣鄂』から取り寄せる太ちぢれ麺のモチモチとした食感との相性も良く、デフォルトでも180gとボリューム感もあるので満足度も高いです。

しっとりと仕上げられたレアチャーシューや柔らかなメンマも美味しいです。

香澄さんと言えば“まぜそば”でも有名! ゴロッとチャーシューが乗った魚介の風味豊かなまぜそばも絶品なので、そちらも味わってみてください。

現在は中崎町に2号店があり、香澄を巣立った方の独立やプロデュースまで手広くされているらーめん香澄さんの今後の動向に注目したいですね。

阿波座で長く愛されるラーメンを頂き、常連さんが多い理由がわかった気がします。

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

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