どうも奈良から全国のラーメンを食べ歩くTAR-KUNです。

今回ご紹介するお店は大阪にルーツがあり、ご主人が修業先の味に惚れ込んで自分の地元・岡山県でもその味を広めたいと開業されたラーメン店です。

お店の名前は【トシゾー SOJA】

岡山県総社市に2022年に創業された、岡山市に本店を置く【とりそば トシゾー】の2号店になります。

コチラの店主・トシゾーさんこと長門さんは、大阪の【らーめん 香澄】のグループ店で修業を積んだのち、地元岡山県で開業されました。

本店では“とりそば”が看板メニューですが、限定メニューにも積極的に取り組まれていて岡山でも注目されています。

長門さん曰く、大阪の系列店【とりそばモリゾー】（現在は閉店）で初めてラーメンを食べた時の感想を「今までに食べたことの無い特徴的な極太平打ち麺に衝撃を受けた。元々細麺の方が好きだったけど、修業時代の賄いでとりそばの太麺を食べれば食べるほどハマっていった」と語り、師匠にお願いして味を継承し、岡山で勝負する事を決意されたそう。

そんなお店のセカンドブランドとして“鯖”の出汁にフォーカスした濃厚なつけ麺で勝負されているのが、今回ご紹介する【トシゾー SOJA】です。

お店は総社市の市街地にあり、最寄駅はJR服部駅で約1キロほどの場所。

店舗前に駐車場は9台分スペースもあります。

店内はテーブル席カウンターがあり、外観から想像したよりも広めになっています。

特製どろサバつけ麺

京都から取り寄せる平打ち麺は、しっかりと茹でられてツルツルとした舌触りとピチッと跳ねるような弾力があります。

風味も豊かでつけ麺に適している印象を受けます。

早速つけ汁に絡めてみると…

なんと、スープ１杯分あたりサバを1匹近く使用し、まさに鯖を口いっぱいに頬張っているかのような濃密で鯖のアプローチが強いつけ汁。

ドロドロとして麺によく絡み、一気に高火力で炊き上げて臭みなども出さない工夫が凝らされています。

味変アイテムとして、自家製の辣油かマー油がセットで選べます。

辣油をチョイスしましたが、甘味もあってスパイシーな辣油で風味も良く、つけ汁を引き締めます。

特製トッピングにしたので、別皿で炙りチャーシューや味玉も付いてくる満足感！

デフォルトでも炙られたレアチャーシューが2枚入っているので、十分楽しめますよ。

2019年のオープンから走り続ける店主にお話を少し伺うと、【とりそばトシゾー】や【トシゾーSOJA】ではレギュラーメニューに加え積極的に限定メニューに取り組むことを継続し、いずれファミリー向けの3店舗目となるラーメン店出店したい！、と熱く語ってくれました。

岡山の地で師匠に学んだ味を広め、個性豊かなメニューを提供されるお店へ一度足を運んでみては？